国語力の重要性が、ネット時代は高まりました。
今の時代背景として、在宅勤務やネットビジネスは、
言葉で伝えることが、特に必要になってきたからです。
2020年2月26日
例えば、いろいろな問い合わせにしても、
サービスセンターのホームページには、
「よくある質問」として、文章で紹介されています。
内容を理解する能力が必要になります。
新井紀子(あらいのりこ)著 国立情報学研究所教授
『AI VS. 教科書が読めない子どもたち』(東京経済新報社2018年)
p73 全雇用者の半数が仕事を失う
オックスフォード大学の研究チームが予測したコンピューター(AI)化によって
10年から20年後に残る仕事、なくなる仕事」が一覧表で紹介されています。
※ 今、ヤマト運輸さんへ集荷の依頼をする時、法人の対応はAIです。
例えば、電話すると、コンピューターの音声に向かって、「はい」と返事します。
特別な内容の問い合わせは、受付の担当者さんが対応して頂けます。
最近、身近に感じるAIです。
p219 基礎的読解力は人生を左右する
p232 求められるのは意味を理解する人材
p240 現場の先生たちの危機感
経済界には「小学生のうちから英語を」「中学高校の授業でコンピューター
プログラミングを」などと、主張されている方々が多くおられますが、
現場を知らないから、そのようなことが言えるのだと思います。
松尾義之(まつおよしゆき1951年生まれ)著 東京農工大学非常勤講師
『日本語の科学が世界を変える』 (筑摩書房2015年)
p65 直感的にわかる漢字表記が大切
p71 文部科学省は小学校三年から英語教育を進めようとしているが、
それは、しっかりとした国語教育があった上での英語学習でなければ
ならない。
p159 西澤潤一博士と東北大学
p173 実学の府・東北大学の申し子
一般に、東北大学で育った一流の研究者は、東京大学や京都大学
のような一種のエリート意識とは別の、本当の科学者としての実力を
誇りに思う傾向があると感じたものだ。
※ 1922年にアインシュタインが東北帝国大学を訪れた時、
「仙台は学術研究にとって最も向いた都市であり、
われわれの恐るべき競争相手は、東北帝国大学である」
との言葉を残しています。
2018年4月21日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「子どもたちの教育状況の読み解きと、
今後の職業環境の変化を予見する。」
(5人、役に立った)
2019年11月11日
高杉俊一郎著『脳を鍛える』(経済界1989年)
p65 IQを高めるにはビタミンCが効果的
ビタミンCを摂取すると知能指数も上昇してくる、ということが、
実験で明らかにされている。(中略)
オレンジ・ジュースを毎日飲んでもらい、しだいにビタミンCの
含有量を上げていった。
この本の出版は、1989年です。
ミトコンドリアの働きが解明され、ノーベル生理・医学賞受賞は、
1997年です。
デイヴ・アスプリー著『HEAD STRONG 頭がよくなる全技術』
(ダイヤモンド社2018年)で、その答えを知りました。
デイヴの研究からも、ミトコンドリアの重要性が読み解かれています。
ナノフコイダンの最初の出合いのキッカケは、体が元気になるでした。
今は、それと合わせて、頭が良くなることがわかりました。
国語力も大切だけど、脳の働きを活性化することも大切です。
やる気と思考力と記憶力、そして、気づきがあります。
正確に伝えようとすると、「脳内のミトコンドリアの働きを高めながら、
国語力を高めるために、たくさんの本を読む」となります。
2020年1月8日
友井総合研究所