こんにちは!
「人生のリニューアル」をテーマにお伝えする
幸せ人材コンサルタントの横山秋子です。
人生100年時代、
50歳過ぎてからの仕事は
今までの経験を活かしつつ、
働き方を変えて
人生をシフトさせたいと
模索する人も多いです。
取り巻く社会も経済も、
どんどん変化するなか、
「人間は一人では生きられない」
ということが実感として
分かってきたり、
自分の人生は自分のためだけに
あるのではないと感じる
出来事が増えてきます。
これからは、
『どのくらい楽しんでいるか』
『ありがとうと言われるか』
『誰かのためになっているか』
の方が大切になってきます。
人生をシフトさせたいなら、
この機会に、今の仕事への心の向け方、
重心はどこにあるのかを
探ってみませんか。
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◆◇天皇の料理番◆◇
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4/23放送の『日曜日の初耳学』(TBS)
「インタビュアー林修」に、俳優の
鈴木亮平さんが登場しました。
今や日曜劇場や大河ドラマの
主演俳優として大活躍。
役によってどんどん表情が変化
していくのが魅力ですね。
俳優のロバート・デ・ニーロばりの
徹底した役作りは有名で、
日曜劇場(2015年)
「天皇の料理番」では、
体重を20キロ落とし
話題になりました。
『天皇の料理番』は、
これまで3度もドラマ化された
直木賞作家・杉森久英原作の名作です。
片田舎の青年が天皇の料理番を
勤め上げるまでに成長する、
史実に基づいた
究極の人間愛の物語。
私は20キロも減量した
鈴木亮平さんへの興味で、
このドラマを観ようと
思ったのですが、
すぐに、佐藤健さん演じる
主人公 秋山 篤蔵(とくぞう)の
生き方に魅せられました。
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主人公・篤蔵(とくぞう)は
1888(明治21)年、
旧家の次男坊として生まれ、
自由奔放で幼い頃から
かなりのやんちゃ坊主、
家族や周囲を困らせていました。
ところが、
運命の出会いは
15歳の時に訪れます。
ある日のこと、
兵舎で一口食べさせてもらった
カツレツの味が忘れられず、
西洋料理への憧れをどんどん強くし、
“日本一のコックになりたい!”
と夢を抱きます。
料理人になる道を模索し、
たくさんの挫折、
葛藤を繰返しますが、
父親の援助を得て、
ついにパリでのフランス料理の
修業を叶えるのです。
どんなときも愛を伝え
支えてくれたのが
家族をはじめ周りの人たち。
様々な手助けを借りながら、
託された夢を実現し、
天皇の料理番に
上り詰めるまでのお話です。
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とくぞうの息子が小学生のころ、
「料理人」が「たかが料理人」と
揶揄されるような時代で、
同級生にひどい言葉を
投げかけられ、傷つきました。
休日もなかなか取れず、
家族との約束を破る父に対して、
反抗的な態度をとる息子。
とくぞうは決して皇室に仕えている
とは言いませんでした。
なぜなら、
料理をつくるひとを
働く場所で差別するような
人間になってほしくないからです。
「まごころ」をもって
仕事をするのなら
宮中であれ、街の食堂であれ、
それは貴い仕事であると。
それが、とくぞうの生き方であり
心の向け方です。
やんちゃで負けん気が強い
一人の男性が
憧れの仕事に全身全霊を傾けた
まっすぐな生き様は、
多くの人々を魅了し続けています。
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◆◇人生全体を設計し直す◆◇
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とくぞうの生きた明治から昭和は
人生80年時代、
人生100年時代は、
仕事の期間も長くなります。
各節目にどこを向いて仕事をするのか
誰の信頼を得て仕事をするのか、
重心の置き方が違ってきます。
与えられた「仕事」に
一生懸命取り組むハードワーク期。
自分の好きなこと、
やりたいことをして、
自分の幅を広げる「私事」に取り組む
ブランディング期。
そして、最後に心からやり遂げたいこと、
志や信念を持ち、「志事」に取り組む
アチーブメント期。
50代からのライフシフトは
自分の重心の置きかたを意識し、
人生の締めくくりの準備だけでなく
人生全体を設計し直す
タイミングかもしれません。
自分の人生を
どのようなものにしたいのか。
未来のあなたが選ぶライフシフト。
100歳になったあなたは、
いまのあなたをどう見るでしょうか。
▼50代のキャリアストーリーの過去記事です(^^)
·50代 笑うて勝ちに行くポジティブ思考
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·50代 心の痛みと自分とのかかわり方
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·50代 夢をもてない人の夢の見つけかた
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·50代 自分の「常識」を手放すと生きるのが楽になる
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·50代 最後の晩餐は誰と過ごしたいですか
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