サブラクセーションと血液循環 | せたがや整骨院

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~世田谷のゴッドハンド・治療の現場より~

サブラクセーションって言葉は

最近あまり使われなくなったらしい


偉大な先人たちが

人間が本来持っている

自然治癒力に気が付き

その素晴らしさを教えてくれた


椎骨が変形していく過程で

フィクセーションが現れ

上下の椎骨の動きが悪くなり


動きが悪くなるということは

フィクセーション周囲の

循環が悪くなり


そして数年から数十年かけて

上下の椎骨は固まっていき


最終的に変形としてレントゲンでも

ハッキリ確認出来るようになる


変形してしまうと

もう治せなくなってしまうので

まだフィクセーションのうちに

的確な治療で治してしまうか

予防しなくてはならないと

教えてくれてたのかも知れない


フィクセーションを見逃したり

長い間放置しておくと

椎骨の退行性変性は進んでしまい

段階が進んでから検査をすると

変形として現れてくる


長い時間をかけて蓄積され

ジワジワ進行しているから

その過程を違う尺度で計っても

異常はなかなか見つからない


異常が見つかったとしても

今度はどういうテクニックで

これを解消するかも問題になる


偉大な先人たちには

サブラクセーションとフィクセーションが

明確にみえていたのかも知れない


この症状にはこれが効くという

対症療法的な尺度でカラダを

みるのではなく


生命の維持に重要な場所に近いほど

優先順位を置いて

カラダの構造と機能を

研究したのではないだろうか


時間の経過による動きの悪さと

結果としての椎骨の退行性変性


偉大な先人達が残してくれた


概念やフィロソフィーは


いくら時代が移り変わろうと


その本質は色褪せることはない



サブラクセーションと血液循環の


関係においても


とても重要で本質的なことを


教えてくれている



現代医学では血液循環を改善させる場合


血液循環を促進する薬が使用される



代替医療では血液循環が悪い場合


どのような方法でアプローチするか?


そのほとんどが筋肉に対してのアプローチになる



少し視点を変えると・・


求心性にアプローチするか


遠心性にアプローチするか


ストレッチングでアプローチするか


おおよそ筋肉へのアプローチが


一般的に行われている



サブラクセーションから


血液循環を考えると


その優先順位はちょっと変わってくる



血液循環をコントロールしてるのは何か?



ビタミンEや鉄分、レシチンなどの栄養素!?


心臓のポンプ機能や心肺機能などの循環器系!?


筋肉のポンプ作用が低下し血液やリンパが滞るのか!?


造血作用を司る骨髄や内臓の働きか!?



いろいろ考えられますね!!



サブラクセーションから


血液循環を考えると


その優先順位はちょっと変わってくる



優先順位で考えると


自律神経が血液循環をコントロールしている



自律神経の働きは


生命維持の上で重要な働きを司っている



血液循環は生命維持の上でも


すべての基本となっている



血液は人間の体内にある全ての細胞に


栄養や酸素を届け老廃物を運び出している



血液循環が悪いという事は


カラダ全体が栄養不足になっているということ



自律神経の働きは


自分が意識しなくても


寝ている間でさえ働いて



循環器系・心肺機能・消化器系・体温調整


内分泌機能・生殖機能・血管系など


不随意器官の機能を抑制又は促進する



自律神経の働きってとても重要です。


栄養を消化吸収する内臓を活発にするのも


カラダを自由自在に動かす関節を弛緩させるのも


肩こり腰痛で緊張している筋肉を弛緩させるのも



自律神経の働きに関係が深いのです



もうちょっと詳しく書いちゃうと、、


中枢神経には脳と脊髄があり


末梢神経には体性神経系と自律神経系があり


自律神経系は交感神経と副交感神経に・・・



長くなるので、、



サブラクセーションと血液循環に話を戻して・・



人間が本来持っている自然治癒力


恒常性の維持(ホメオスタシス)を


最優先に考えるとしたら



生命の維持に重要な場所から


アプローチすることが最優先になる



もうすぐ昼休みが終わっちゃうので


この続きはまた今度(笑)



『患者の健康と生命を第一とする』


ご縁を大切に感謝の気持ちを忘れずに


現在の自分に出来うる最善を尽くす!


ありがとうございます!


サブラクセーション