先日スペインから来客がありました。この業界ではちょっと有名なメーカーの社長です。海外でお会いすることが多いのですが、わざわざ日本まで来ての商談です。昔は自宅に招いて宿泊もしていたことがあります。昔に依頼した資料も持参しており、相変わらずに非常に丁寧な生真面目な人柄がわかる瞬間でした。日本では家具の世界ではブランドをポピュラー化する傾向があり、長年に渡り継続的に取引することが少ないように思います。私たちのような輸入商社はメーカーではありませんが、その家具への思い入れも時には大切なことだと思います。家具の世界では独占販売することは非常に難しいことだと思います。売れるか売れないかだけでの尺度では決し相手メーカーとの信頼関係は築くことができません。一時的な取引額だけではないものがあります。言葉・文化が違えど継続的な関係を築くには、相手も利する心が必要だといつも感じています。わざわざの遠い国への出張ありがとうございました。多く発注できると良いのですけれど。from iida to m.