秋鮭と書いて、秋あじと読むのだって。日高の定置網でとれたものの中でも、大きさ、品質の特に優れた鮭が銀聖と名付けられて、ブランド鮭となっているそうで・・。
この秋あじを北海道から空輸していただき、チャンチャン焼きにして食べようという催しに、元フレンチ・シェフも持ちなれない出刃包丁で奮闘しきり。
家庭用のまな板じゃ載せきれない大きさ、優に６キロ近くあるオス鮭でした。
身が柔らかいだのなんだの、愚痴りながらも、三枚におろした終わって、シェフは大きなため息をついていたのが、印象的で・・。
この日の目的は、男のキッチン・スタジオと銘打った、鮭のチャンチャン焼きなどを自分たちで作って、賞味することにあったので、料理には縁遠いご高齢の男性方も、玉ねぎを切ったり、人参を型抜きしたり、大ハッスルでした。
たこのフレンチ風・マリネに、フルーツ５種の飾り盛りが彩を添え、２０名の男女がおいしいひと時を過ごしましたが、
小樽の南樽市場まで銀聖を求めに行ってくださったお方のお力添えで、会が盛り上がりましたこと、本稿を通じ、改めて御礼申し上げたいと思います。