強い組織を作るための組織学です。公的組織であれ私的組織であれ、組織なき組織であれ、分子増殖のノウハウはまず世界のカルトに学びましょう。
強い組織を作る方法の第１：
「カルト」に共通する２つの特徴を知ること。
１）排他性
２）改変性
２）改変性
１９９７年のベルギー議会調査委員会に指定された１８９のリストの中で、１５４番目に浄土真宗、１６０番目に創価学会、１８７番目に禅が入っているなど、興味深いことですが、「フランス議会委員会報告（1999年)」、「ドイツ連邦共和国のいわゆる新興カルトと精神異常グループ(1996年)」にある団体がどのようにして、組織増殖をしているかを知ることも参考になります。
強い組織を作る方法の第２：
以下の見分け方を知って、逆に利用できる方法を考えればよろしい。
●引用 「カルトの見分け方」
１．真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができると主張する。
２．組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない
３．自分の頭で考えることをしないように指導する
４．世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ
５．白黒を常にはっきりさせる傾向が強い
６．外部情報に対して強い警戒感を与え、信者の情報経路に様々な制限を加える
７．信者に対して偏った情報、偽りの情報を提供することがしばしばある
８．組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる
９．家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている
１０．社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする
１１．外部に対して正体を隠す傾向がある
１２．生活が細部にわたって規定される
１３．組織が信者の生活のすべてになっている
１４．共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている
１５．組織からの離脱について極度の恐怖心を与える
●キリスト教も２０００年前はカルトでありました。