「中心にいるものは、燃えなければいけない」
これはかつて、オーケストラの指揮法を師事していた時の、ベートーベン演奏では第1人者といわれたプロ指揮者から伝授された極意です。
平たく言えば、「組織の中心にあるものは、他に影響を及ぼすために存在しているのだから、炎の如く燃えて役割を果たさなければなりません」という意味でしょう。
会社でも、家庭でも、政治の世界でも当てはまる言葉だと思います。
太陽というものを考えてみましょう。
太陽系の8つの惑星は、太陽と共にあります。
太陽系の8つの惑星は、太陽と共にあります。
4~50億年後、太陽が核融合の材料である水素やヘリウムを使い尽くして、燃えなくなってしまったら、地球は巨大化した太陽の重力に吸い寄せられるか、または遠くへ飛び去ってしまうことになりましょう。
太陽は燃え続ける義務がありますが、でも寿命には逆らえません。
太陽こそ組織の中心的存在。広い宇宙にも細かな単位がありまして・・・。
たとえば家庭の太陽、会社の太陽、学校の太陽、国の太陽、それぞれに中心があります。
太陽は自転しながら呟きます・・。「そろそろ次の太陽見つけてくれませんか?」
でもそうはいかないんです!あなたが燃え続けなければ!!
試聴:太陽は燃えている