♪討たれし平家の公達あわれ | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

「青葉の笛」に歌われた平家の公達(キンダチ)。一の谷のイクサに敗れ、討たれし平家の子息は「貴族」なのでしたか・・・。

もともと平家は、貴族の番犬といわれるのがイヤだという武士の連中だったはずですが・・。

公達と歌われるのは、やっぱ清盛サマのお蔭でありましょう。

神戸市中央区には布引の滝という名所がありまして、生田川のミナモトにあたります。
ここで清盛サマは源義朝(ミナモトノヨシトモ)サマの息子に暗殺されるはずだったとか・・・

新神戸駅ま近のこの滝から、流れは新生田川となって神戸港にそそいでいます。

以前の旧生田川は、現在の三宮を縦断するフラワーロードの位置を流れていたのですが、「加納さん」というお方が付け替えのご苦労をされて、現在の新生田川に移りました。

この加納さんは、「灘中」を創ったり、「銘酒」を作ったり、またご親族には講道館柔道を打ち立てた方もいらして、著しく社会に貢献されたご一家でございます。で、神戸市庁舎の住所は”加納町”6丁目。

平の清盛サマは、なんでも・・海がお好きだったとか。
大輪田の泊(トマリ)が、海運神戸の「ミナモト」になろうとは皮肉なものです。

海と言えば海上保安庁。
2010年11月に私は、海保職員を応援する「青葉の笛」の替え歌をブログに投稿したのでした。
あの海保のキンダチは今頃どうなさっていらっしゃるのでしょう?
中国船を「曳航制水」したビデオが、ご本人の栄枯盛衰につながろうとは。
新生田川が港にそそぐ河口際にお住まいだったキンダチ、家も追われてしまいました・・。