♪穴は頭に開けるか、胃に開けるか | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

6月27日に、食事が飲み込めないオバアチャンを緊急入院させました。
・・検査の結果、「慢性硬膜下血腫」だという。頭を打ってジワジワと数か月出血が続いていたらしい。
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頭に穴を開けて、血腫を取り除けば症状が劇的に改善され、認知症も緩和されるかもしれない、という淡い期待がある反面、
93歳の高齢で心不全・・という不安も大きい。

出血が続いているのかどうかもわからない。
とりあえず、心不全の処方薬で血をサラサラにする薬「バイアスピリン」の服用は中止。

この患者は手術と療養に耐えられるだろうか。
体力が弱り高齢で認知症、そんなリスクを抱えて、手術の可否をどう決断したらいいのか?

2週間たって再検査。出血は止まってバイタルは正常になったけれど、点滴だけで、摂食はほとんどできない。

となれば、胃に穴を開けて経腸栄養剤で命をつなぐことに・・。

いわゆる胃瘻(胃ろう)です。
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1時間かけてゆっくりチューブから胃に流し込む食事です。
これをするには手術して胃に装置を埋め込まなければならない。

私の悩みは続きます。自宅看護をしてあげたい・・

血腫は自然に吸収されて無くなるのか?
胃ろうから解放されるほど食事が口から摂れる日が来るのか?