顔が紫色になって、1分120回の過呼吸。激しい苦痛の形相が続いた患者は心不全で、全身に水が溜まった状態でした。
肺にもドップリ水が・・。これは水中で溺れかけているの同じだと聞いて妙に納得したワタシ。
看護師さんに昼夜負担をおかけした結果、2週間の点滴生活で退院できて自宅に帰った翌日・・。
まさかの事態発生!血圧が50いくつ。
瞳孔不動、意識レベル2。で、訪問看護師さん、介護士さん、ケアマネージャー6人の緊急連携で、消防の救急隊員のかた4人がドカドカと家の中に入ってこられて、慌しく担架でピーポピーポとくだんの病院の夜間救急へ舞い戻り。
「なんで?」「そんな訳はナイデショ」と私・・。
医師の説明で私が推量するに、その原因は:
利尿剤、血圧を下げる薬、心不全の薬、風邪薬、興奮を鎮める認知症の薬を全部飲んで、水分補給が足りない状態から一過性の脳梗塞をおこしたのではないか?
救急では点滴が終わる頃には、手足が動き始めて、結局帰宅することになりました。CTで脳に異常は無く、レントゲンで肺の水も無く、心電図も異常は見あたらなかったのです。

さてその翌日つまり昨日の夜の食事は:
炊込みご飯、鳥のつくねスープにホウレン草、エンシュアにウィーダーインゼリー。
そして今朝は:
食パンのぜんざい小豆浸し、リンゴのゼリー、ミルクと野菜ジュースのハーフアンドハーフ。若干の炊込みご飯。

炊込みご飯、鳥のつくねスープにホウレン草、エンシュアにウィーダーインゼリー。
そして今朝は:
食パンのぜんざい小豆浸し、リンゴのゼリー、ミルクと野菜ジュースのハーフアンドハーフ。若干の炊込みご飯。

食べている途中、この心不全の患者はポツリ一言・・
「なんか、おいしいのも無いの?」
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「どーしろっちゅうねん!」とワタシ、心の中で。
「どーしろっちゅうねん!」とワタシ、心の中で。
病人にも食を愉しむ権利があるのはわかりますけれど・・。