
何も目の前で殺さなくても・・。
ショックだったでしょう、メアリー女王はその時まだ23歳。
16歳でフランスへ嫁いで王妃となり、離婚してスコットランドに戻ってから再婚。
メアリー・スチュアートはスコットランドのエディンバラにあるホリールードハウス宮殿で、
お気に入りの音楽家ダヴィッド・リッチオを寵愛し重用、
二人は寝室では遅くまでカード遊びに興じていたといいます。
メアリー・スチュアートはスコットランドのエディンバラにあるホリールードハウス宮殿で、
お気に入りの音楽家ダヴィッド・リッチオを寵愛し重用、
二人は寝室では遅くまでカード遊びに興じていたといいます。
しかしその再婚した夫、ダーンリー卿ヘンリーは傲慢な方で、嫉妬深かったらしい。
メアリーも彼に嫌気がさしていたかもしれません。
メアリーも彼に嫌気がさしていたかもしれません。
そんな中、ある日突然、策謀か嫉妬か、
メアリーの目の前であのリッチオさんが貴族たちの手で殺されてしまった。
メアリーの目の前であのリッチオさんが貴族たちの手で殺されてしまった。
いくらお抱え音楽家で秘書とはいえ、親密すぎる男女は爆弾のようなもの。
複雑な舞台裏の事情についてはウィキペディアに詳しく説明されています。
このスコットランド女王メアリーと同じ名で、
イングランド、アイルランド女王の別人メアリーさんがいて紛らわしいけれど、
お二人の波乱万丈ぶりは似ています。
イングランド、アイルランド女王の別人メアリーさんがいて紛らわしいけれど、
お二人の波乱万丈ぶりは似ています。

音楽家メンデルスゾーンがスコットランドの宮殿と廃墟となっていた修道院を訪れたとき、
このメアリー女王の悲しい物語を知って、曲想を得て作ったのが
「交響曲第3番・スコットランド」
メンデルスゾーンが33歳のときでした。
このメアリー女王の悲しい物語を知って、曲想を得て作ったのが
「交響曲第3番・スコットランド」
メンデルスゾーンが33歳のときでした。
憂愁の旋律は聴き手に、英国の歴史や物語への興味を掻き立てます。
3月2日には、イギリス人女性歌手サラ・ブライトマンが大阪で公演。
あの「オペラ座の怪人」や「Time to say good bye」でお馴染み。
広い音域と透明感のある声のソプラノ歌手。
純クラシックというよりPOPクラシックというジャンルのパイオニアです。
あの「オペラ座の怪人」や「Time to say good bye」でお馴染み。
広い音域と透明感のある声のソプラノ歌手。
純クラシックというよりPOPクラシックというジャンルのパイオニアです。
政治の歴史に戦い散った女王たちの怪人ぶり、その血と涙の物語など、
英国って何てドラマティック!!
英国って何てドラマティック!!
(●試聴は2月末まで上記私のサイトからどうぞ)