
1000回を超える余震におびえながら、配給のパンをかじって、家族と寒さを乗り切った12年前の日々の恐怖。
今でも消防車、パトカーのサイレンにおびえるトラウマとして残っています。
電気、ガス、水道、鉄道、治安の復興に全力をあげてくださった皆様、
道路、建物の建設に多額の援助資金を提供くださったすべての関係者の方々、
ほんとうにありがとうございました。
震災の傷は多くのご支援を頂いて、心の傷以外は、ずいぶん修復されました。
あとは自力で回復させましょう。

復興といえばこの人。
敗戦直後の占領下にあって、日本の復興に献身的な尽力をされた「白洲次郎」さんのエネルギーは、わが同胞、わが国土を守るという気概から出たものでした。
芦屋市精道町に生まれ、旧制神戸第一中学校からケンブリッジ大学へ進まれた同氏はマッカーサーを謝らせたという気骨の人です。