♪真のショパンが聴けるかも「ブレハッチ」のピアノ | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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ショパン国際ピアノ・コンクール2005で快挙を成し遂げた21歳の青年の名は
ラファゥ・ブレハッチ」Rafal Brechacz 1985年ポーランド生まれ。

ポロネーズ賞マズルカ賞コンチェルト賞 史上初3部門完全制覇

「10月2日に開始された第一次予選で彼が演奏を始めた途端,
審査員が次々と涙を流していった
これはブレハッチが優勝し、ガラ・コンサートで演奏が終了する時まで続いた」
(音楽ジャーナリスト:伊熊よし子氏)

その彼の演奏が11月には大阪でも聴けそうです。

●ポロネーズ: 
  フランス語でポーランド風という意味のダンス曲の形式です。
  荘重でゆったり、4分の3拍子で、第1拍が16分音符で細分されている。

●マズルカ :
  第1拍は付点リズムが多く、第2または第3拍にアクセントが置かれます。

ポーランドの国歌は
ドンブロフスキのマズルカ
勇壮な「マズル」ですが、その歌詞は悲劇的。


<「まだポーランドは滅びていない」で始まる国歌には、何世代にも渡る民族の心と血が通っており、怨念と悲憤が響いている。この歌は第3次ポーランド分割によってポーランドが全ての領土を失ってから2年後、1797年にドンブロフスキ将軍が率いる亡命ポーランド人部隊の軍歌として書かれたものだが、この抵抗歌が第二次大戦後にポーランド国歌として定着したところが、悲劇的な戦史を如実に物語っている。>:WikiPediaマズルカの項参照


日本語訳
ポーランドは、まだ滅亡してはいない

我らの命と同じように

いかなる外国の軍勢が強奪しようとも

我らは武力で奪い返す

進め、進め、ドンブロフスキ

イタリアからポーランドへ

我々はあなたに従がう

あなたの下に我ら国民は結集する



この国歌の2番にナポレオン・ボナパルトが登場するのも興味深いものです。

●"http://www5b.biglobe.ne.jp/~hasekou/mazurka51.mid" :マズルカが聞けるサイト

"http://www5b.biglobe.ne.jp/~hasekou/midi.htm" :そのほかの曲