♪中国の消費爆発予想 | ◆VISTAの発見◆

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7年後の中国経済はどうなっているでしょう?

一人当たりGDP(国内総生産=国民総所得と同じ)という物差があります。

中国はこれがようやく1000ドルに達しました。
日本は1966年(昭和41年)に1000ドルになったが、ここに達するまで21年かかった。しかしその5年後には2000ドル、さらに2年後は3000ドルとなり、急激な所得拡大が起こった結果、3C、マイカーブームがやってきました。そしていま日本は32000ドル、世界第2位の水準となりました。
韓国も1000ドルラインには27年かかったがそれから10年後3倍となったあと急成長を遂げています。

中国の沿岸部の人口は4億人。この地域の経済成長が国全体を押し上げ、農村部から都市部へ労働人口が移動し、工場生産と消費生活が拡大するためエネルギーはますます必要となって、現実は公害より生産が優先。石油、ガスを求め、高度成長を維持しなければ、国家資本の回収ができず、国の体制が揺らぐ事態です。

経済を「民営化」し、国内外の市場開放を進め、資本調達を海外機関に頼んで、技術と資本の誘致をはかることが、中国では何をおいても急務となりました。

この状況こそ「消費爆発」の始まりです。
あと7年です、たぶん。中国は世界第二位のGDPとなって世界にニラミをきかせ、アメリカはイライラしはじめるでしょう。
13億の強い中国と、静かにITを制覇する10億のインドに車社会と豊かな生活がやってくれば、日本のスーパーとガソリンスタンドは開店休業。

こう言っちゃ叱られるでしょうが、胡さん、文化大革命のころのゆっくりとした暮らしに戻る気はありません?