口先だけの「スタッフ想い院長」にならないために・・・ | 歯科医院が最短距離でマネジメントを仕組化するブログ

歯科医院が最短距離でマネジメントを仕組化するブログ

歯科医院のマネジメントをサポートしている渥美が、コンサルティングの現場や日常を通じて感じたことなどを記するブログ。

~自分が変われば、人と組織が変わる~
変人経営コンサルタントの渥美です。

 

 

「メンバー同士が仲良く、働き易い職場です」
 
「残業がなるべく出ないよう配慮しています」
 
「セミナー代の補助など学べる環境があります」
 
これらは以前、来年新卒の衛生士が欲しいと
ご相談頂いた院長先生に、職場の特徴を伺った際
出てきたものです。
 
もちろんこれらはどれも大事なテーマです。
 
 
※逆に、スタッフ間がギクシャクしていて、
 毎日のように残業があって、
 学べる環境もなくセミナー参加も全て実費だと、
 スタッフ集めは非常に厳しいですね。
 このような職場も少なくはありませんが・・・
 
 
しかし、
 
「先生の医院って就業規則ってありますか?」
 
この質問を投げかけると、
急にトーンが下がってしまいました。
 
※実は珍しいことではありません。

 

 

 

 
院長「いえ、特にありませんが・・」
 
私「どうしてですか?」
 
院長「うちの規模だとまだ要らないかな、と・・・」
 
私「もし理由がそれだけなら、逆に作っていた方が
  より安心できる職場環境になりませんか?」
 
(しばらく沈黙の後)
 
院長「いや、でも下手に色々知られると、
   権利ばかり主張されたくないので、、、」
 
 
はい、、本音でました。。
 
 
結局、口では耳触りのいいことを言いながら、
心の奥ではスタッフ(相手)を信じていない。
 
そんな疑い深い院長って意外に多いです。
 
 
自分が心の底で相手を疑っているんだから、
相手が心の底から信頼を寄せてくれる訳がない。
 
 
初対面の相手には装うことができても、
 
長い時間接していると、無意識に発した言葉、
態度などですぐバレます。
 

 

だから、最初はやる気に満ち溢れていた
スタッフも、それを徐々に感じとり、遂には
 
「こんな院長の元では頑張れない、やる気でない」
 
ってなっちゃうんです。
 
 
 
さて、平成8年の厚生白書にて、
 
医療=人が生まれてから死ぬまでの生活に
     密接にかかわるサービス業
 
と定義され20年が経とうとしてますが、
 
歯科医院の現場に携わるほど、
医療の中でも特に歯科医院は
究極のサービス業だなぁと実感します。
 
なぜなら、
歯科診療の多くは処方薬では治せないため、
術者がその場で関わらないといけない。
 
と言うことは、人がいないと価値が提供できない。
 
すなわち人が全て、ということ。
 
 
社保への加入は当たり前!
と言いたいところですが、正直な話、
ある程度の売上、粗利が無いと厳しく
未加入の医院が多いのが現状です。

 

※法的な話は一旦脇に置きますが。

 

 

私の経験上、年商5,000万円を下回る
医院では、院長によほど覚悟が無い限り
費用の捻出は厳しいと思います。
 
でも、社保加入は難しくても、
それでもチーム診療を本気で考えているなら、
就業規則から整えてみてはいかがでしょうか?

 

 


と、前置きが長くなりましたが、

 

今年2月13日に歯科医院向けの

就業規則作成サービスを30院限定で募集しました。


有り難いことに1ヶ月以内に定員が埋まる
ほどの反響をいただいたのですが、

 

このサービスで医院の就業規則を手にした
院長先生のお一人から感想を頂きましたので、
ご紹介させてください。

 

 

 

森田先生、本当にありがとうございました!

 

初の試みだっただけに、このような声を頂くのが

一番の励みになります。


実際、森田先生はフォローアップ期間、
熱心に何度も質問を寄せてくださいました。


その姿勢に、
対応窓口の弊社顧問社労士の山岡氏も、

 

「ここまで熱心に取り組んでくださる院長が
 いると、やって良かったと嬉しくなりますね!」

 

と喜んでいたほどでした。


熱心な姿勢は周囲を前向きにさせますね。

 

山岡氏も私も、森田先生とは面識はありませんが、
その姿勢に勇気をいただきました。


そして今回、再びサポート体制が整い、
再度サービスがご案内できる運びとなりました。


あなたの医院の就業規則を3ヶ月で整える、
『歯科医院スタートアップ就業規則』サービス、

ご興味をお持ちの方は、下記URLを
ご確認いただけますでしょうか。
http://www.visionary-m.com/startup/


最後までお読みいただき、ありがとうございました。