こんにちは。
青葉塾の藤川です。
大変ご無沙汰しております。
かなり久々に投稿します。
これから視覚イメージを使った記憶法を3回に渡ってご紹介していきたいと思います。
記憶力をアップさせたい方や、
英単語、古文単語などを大量に覚えたいと思う方におすすめです。
私が運営する視覚認知トレーニング&学習塾のご案内です。
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楽ちんだから楽しいとは限りません。暇で楽だけどつまらなくてつらい時間ってありますよね。逆に苦しくても楽しいこともたくさんあります。特に野球やサッカー、バレーボール、テニスなどスポーツなんてそうですよね。走ったり跳んだりして息がきれて苦しいけど夢中になって楽しんでいるわけです。実はDSやTVゲームだって必死にやっていると目も疲れるし、決して楽ではないはずです。
だからこそ、何事も楽をするというより、できるだけ楽しむように心がけてはいかがでしょうか。
さて、以前ご紹介した「やらなくちゃ→やろっと」とも関係があるのですが、
勉強が苦しいときは、「やらされている」というような受身の意識になっていることが多いと思うのです。そういった時、いったん冷静になって、「やらされている」という気持ちになっていないか考えてみましょう。
もしそうなっていたら、「自分からやっているのだ」と思うように気持ちを切り替えることです。
「他人から無理やりやらされている」と思うと苦しみが倍増します。それがひどくなると、精神的なストレスとなって憂鬱になったり、逃げ出したくなったりします。
そういう時、「これは自分の意志でやっているのだ!」と思うようにするのです。
ほかにも、発想の転換は色々あります。
「楽しいから一生懸命やるのではなく、一生懸命やるから楽しくなる」
もともと子供のころから勉強そのものが楽しいと思う人は少ないと思います。
ゲームやアニメ・漫画や友達と遊ぶことの方が楽しいと思う方が普通でしょう。
もちろん算数や国語が楽しいから勉強するというのが理想だと思います。
しかし、こうも考えられます。
「つまらないことでも一生懸命にやっていたら、だんだんと楽しくなってくる」
「一生懸命 夢中でやるから楽しい。」
たとえば、私が小学生の頃、学校のトイレ掃除の当番になったことがあります。最初は嫌で仕方がありませんでした。
いやいややっていると、さらにつまらなくなって、時間は長く感じるし、もう最悪でした。
ある時、掃除をさぼっているのが先生に見つかり、こっぴどく叱られました。そして、「今週中にこのトイレをピカピカにしなさい!」と命じられたのです。私は嫌々ながらも本気で取り組むことにしました。すると不思議なことに10分が少し短く感じられます。これを何日か続けているうちに、「他のどのトイレよりもこのトイレをきれいにしてやる!」と競争心も芽生えたものだから、もうスポーツと一緒です。気がつくと夢中になっている自分がいたのです。
この体験で私は悟りました。
「楽しいから夢中になるのではなく、夢中になるから楽しいのだ。」
逆に言えば、「やる気がないからやらないのではなく、やってないからやる気がでないのかもしれない。だったら、まずは嫌なことでも一生懸命やってみよう。」
実はこれは、心理学や脳科学でも証明されていて、以前にご説明した脳の作業興奮という性質が深く関与しています。
文句ばっかり言って、やらないから、よけいにつまらなくなるのです。
まずは一生懸命やってみよう!
「何事も本気でやるから面白い!」
これは今でも私が使っている自己暗示の言葉です。
そして、その結果、成績が上がれば、さらに嬉しくて楽しくなります。
嫌いな科目も、できるようになってテストで高得点がとれるようになれば、自然に楽しくなるものです。少なくともこれまでのつらい気持ちは半減することでしょう。
「できるから好きになる」 これも逆転の発想ですね。
他にも発想の転換はたくさんあります。
「失敗は成功の母」
「ピンチはチャンスにつながる」
など色々な逆転の発想転換を試してみるのもお勧めです。
コップに半分の水があるという場合、
半分という事実は変わりませんが、
「半分しかない」と思うか、「まだ半分もある」と思うかは、その人の感じ方しだいです。
発想をうまく転換させながら、苦しみを楽しみや喜びに変えていくトレーニングをしましょう。これも自分の脳のしつけの一つだと思います。
これのトレーニングは、きっと大人になってからも役立つはずです。
このような発想の転換は、物事や人生を楽しむためも大変重要なのです。しっかりと体得して「物事を楽しむ力」を身につけましょう。
前述のとおり、勉強の大敵は、やり始める前の精神的ハードルです。そしてグズグズすることです。
どうしても勉強する気分になれない時、気分が乗らない時は、得意な科目を5分だけやろうと決めて取り掛かると良いでしょう。これならやる前の精神的なハードルはかなり下がるはずです。
脳の作業興奮の性質により、最初は5分だけと思っていても、そのまま勉強に集中していくことが多いのです。意外とやり始めると5分では終わらなくなるはずです。
また、教育心理学の言葉に「特恵(とっけい)効果」というものがあります。それは「得意な面を活かして学習する」ということです。苦手な分野をクヨクヨと悩むよりも、得意とする部分を素直に活かすほうが全体として成績が上昇します。勉強でいえば、どうしてもできない部分には目をつむってしまうのが得策であるということです。好きなことに自信を持ってエネルギーをつぎ込めば、最大限の効果があげられます。
特恵効果は、こうした長期的な勉学だけではなく、テスト中などの短い時間にも応用できます。テスト中でも得意な分野をうまく解けるように配慮することが大切です。
つまり、テストの本番では、得意な問題を確実にモノにするためにも、得意な問題から手をつけるべきなのです。
宿題がたくさんある場合は、簡単なこと(一番早く済ませられること)から順にやっていきます。
これは、やる前の精神的なハードルを下げる効果もあります。
難しいことから始めようとすると、やる前から気が重くなってしまいます。
また、やり終わった時には疲れてしまって、やる気が尻すぼみになってしまいかねません。
それに対して、簡単なものからやれば、はかどるので徐々に調子が上がっていきます。
そして、調子が上がってきて、「いい感じ」と思った状態で、難しい宿題に取り掛かるわけです。
また、これは、問題集や参考書を選ぶ場合も同じことが言えます。
まずは、もっとも簡単で薄っぺらく、絵が多くてわかりやすい参考書や問題集から始めます。どんな簡単なものでも1冊やりきれば、達成感を味わえるし、「俺ってやればできる」と気分が乗ってきます。そうすれば、次の難しい問題集に挑戦する意欲もわきやすくなります。
逆に、最初から難しく高いレベルの問題集にとりかかって途中で挫折する人をたくさん見かけます。もちろん、ちゃんと最後までやりきれる能力と精神力をもっている人もいます。しかし、教育現場で生徒たちを見ていて、そういう人はとても少ないのも確かです。
普通の人の場合、難しいことから始めると挫折するリスクが高まります。
少なくとも日々の勉強では、簡単な方から始めた方がうまくいくことが多いと思います。