口笛はもう卒業？

この曲が好きで好きで

ヘビロテで聞いています

Quartetto Moderno - Love Theme from Spartacus


このフルートの枯れた感じが最高で最高で



このフルート吹きの名はNicola Stiloというイタリア人。フルート以外にもギターやピアノを演奏し、歌も歌うようです

チェット・ベイカーの『Let's Get Lost』というアルバムに参加していて

『errata corrige』など、自身のリーダーアルバムも何枚か出しています



YouTubeで『errata corrige』を探していたら

パリのジャズクラブ『Duc des Lombards 』で演奏している映像を見つけちゃいました

Nicola STILO au Duc des Lombards



昨日は、フルートのレッスンの日でした

そのたった５０分の間に

シュトゥルム・ウント・ドラング的なできごとがあったのです



少し前に、フルートの音と一緒に口笛が漏れる･･･と書きましたが

「いい風」を吹こうと、唇に力が入っていたんですね。。

無理にストローが通るくらいのスキマをつくろうとしていたというか。。



ところが、先生のアドバイスで、あるイメージが湧いて、

いままでなかなか出なかった高音が、ふっと出るようになったのです



つまり、こういうイメージで吹くのです。


唇は閉じたまま

口の中に小さな宇宙を膨らませるのです。

そうしておいて、小宇宙で発生した風を

フルートの穴にそっと吹き込むと、自然と唇にスキマができて

やわらかで綺麗な高音が出るのです



フルートを吹くわたしの唇から

もう口笛は漏れません。。



ちょっとした進化でしたが

ちょっとした感動でした


Chet Baker Let`s Get Lost - My one and only love


The very thought of you makes my heart sing
Like an April breeze on the wings of spring
And you appear in all your splendor
My one and only love


しかも

『Bye Bye Blackbird 』というジャズのスコアを持ってきてくれたんですよ

目標ができると、がぜんテンションがあがります


Billy Joel "The Stranger"
口笛の名曲


でも、サンドリヨンは家では小さい音しか出せないから
(見つかって、フルートを灰にされてしまったら大変)

口笛は、いつまでもわたしの大切な楽器のひとつです