Asquins(アスカン)の村の入り口に、Vezelay(ヴェズレー)と書かれた標識を見たわたしは、

どうしたことか、今まで聖地へと導くバイブルのように頼ってきた「紙ナビ」(→巡礼の旅④参照)の存在をすっかり忘れ、

村に入る前に左に曲がり、大きな道路(ルートD951)に進路をとってしまったのです汗


方角的には、まちがいなかったとは思うんですけど、

歩道がほとんどない上に、なにげに交通量が多く、車が来るたびに気を遣うので、景色を楽しむ余裕がないうう

というか、景色自体も全然楽しくない(´-ω-`)



そのうえ、わたしの嫌いな上り坂が続くため(丘を目指しているので、あたりまえ汗)

正直いって、だんだん不機嫌になってきたのです。


すでに数百メートルは、この道路を上ってきたところで、葛藤が生じ始めましたあいう


「紙ナビ」にはアスカンの街中を通ると書いてあるじゃないかビックリ

今からでも遅くない、村の入り口まで引き返して、村の中の中世に戻ったかのような風景を見ながら行くほうが良いのではないか!?



いや、村の中を通ったとしても、わたしの嫌いな上り坂に違いはない。わざわざ戻るよりは、せっかくここまで上ったのだから、このまま行くほうがよいのではないか!?


結局


「バイブルに従う」というよりは、「村の中を見たい」という誘惑のほうが強く、引き返すことにしましたーー(*´・ω・`)

$La Vie de Paris
わたしを励ましてくれた(とは思えない)アスカン村の猫


村の中も、ずっと坂道でつらいっちゃ、つらかったんですけど、ついにはヴェズレーの街の外観が見えてきましたキャハハ
$La Vie de Paris




…と、喜びもつかのま、アスカンの村を出てからが、これまた長かったんです汗うさ


しかも、もう18時に近いというのにやたらと暑い(15℃くらいだったのかなぁ)汗

わたくし、後から連れに言われて気がついたのですが、大事な水分補給というのを忘れていたんですね。。汗2

かくして、気がついたときには、情けない言葉が口から出ていたのです(´;ω;`)



「わたし、もうダメかもしれない」
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