無神論者の巡礼の旅③

まもなくエールフランスバスは、凱旋門に到着

運転席から外に出て美味しそうに一服するマダムに、「Merci, au revoir !(ありがとう、さようなら)」と声をかけ、スーツケースを転がしながら凱旋門のメトロ(駅名はシャルル・ド・ゴール・エトワル)の入り口へと急ぎます

窓口で、カルネ(１０枚回数券)を買おうとしたら、イマドキ全部自動販売機で買うように仕向けられている

フランスのマシーンってあんまり信用できないんだけどなぁ。。(→失礼)

コインがちょうどあれば良いんだけど、お札なんか入れたらちゃんとお釣り出てくるのかしらって思っちゃう




…と思いきや、ちょうどの金額を入れたのに、切符と一緒に２ユーロが出てきた(もしくは前のお客さんが忘れていったとも言う)ので

「窓口で買えなかったチップ」と思って、いただいちゃいました(意味不明な正当化)


メトロは途中、目的地の１つ前の駅で、意味不明の停車があったものの(これまた日本の電車のように、車内アナウンスなどないことが多いので、ひたすら待つ→気が短いパリジャンは降りていく人もいる）

やーーーっと目的地に到着しました




ここでスーツケースという足かせから晴れて開放され、

わたしたちはブルゴーニュ方面行きの列車が出るベルシー駅に向かいます

アヴァロン行きの高速交通TER（テーウーエル)

列車の旅って大好き　(まぁ、ドライブも好きですが)

結局１２：２０の列車に乗り、約２時間半後には、AVALLON(アヴァロン)のひとつ手前の、SERMIZELLES(セルミゼル)という駅に到着し、

そこから１枚の紙を頼りに９.４kmの距離を歩いてヴェズレーの丘へと上っていくのです

巡礼の旅はまだまだ始まったばかりです