販売時だけでなく使用時にもデザインを | ナカシマ マサノリのデザインブログ

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ピンときたら書きます。
特許レベルのデザインができる後輩を育てたいと思う今日この頃です。

今回はパッケージの使用時におけるデザイン的配慮について書いてみます。




販売時はパッケージの透明部分から美味しそうな中身や個装された様子などを見せて、消費者に高揚感、信頼感を与えるデザインをすることがよくあります。




しかし購入後、食卓の調味料入れなどから見えるパッケージの透明部分はあまり綺麗に見えていません(残量は確認できますが、、^^;)




↓高級イタリアン店などであまり見たくない感じの透明部分です。




ですので、裏面側だけ透明にして残存物が見えないように置けるとかデザイン配慮をすると美しいのではと前々から思っていました。




そして先日、同じ思いを持つデザイナーがデザインしたのではと思うパッケージを発見しました。



下の写真のスティックタイプのクリープのパッケージは、底面が透明なので、使用時に残り少なくなって曲がったり傾いたりしたスティックがあっても外観に影響せずいいなぁと思いました。



↓このデザインは他にも応用できそう、、




使用状態といった時間的な視座から見れば、結構アイデアの種が隠れているのかも知れないですね。