『天国にいちばん近い島』ニューカレドニア旅行記、飲食編の2回目です。
午前中はまだ離島の『イル・デ・パン』にいて、午後は飛行機で首都ヌメアに戻りました。
2日目の朝食は、宿泊したホテル『ル・メリディアン・イルデパン』のレストランで、ブッフェ形式でした。
けど、話に聞いていた通り、あんまり内容は充実していません
っていうか、もともとフランスの方って、朝はかなり軽めに済まされるようなので、これで正解なのか
日本では、朝はしっかりガッツリ食べましょう、みたいなところがあるから、どーも物足りませんけど……
テーブルの下に、今度は猫が来て何かくれって要求します、かなり強気な感じですよね。
ホントはいけないんですけど、にゃんこのお願いをスルーできないダンナは、味の薄いハムをちょっとあげてました~
朝食後は前日のリベンジで『ピッシンヌ・ナチュレ』に突撃。
無事に楽しんで帰って来たら、急いでシャワーを浴びてチェックアウトしました。
チェックインのときと同様、H夫妻の部屋は2時までいてもいいとのことだったので、わたしたちの荷物を置かせてもらいましたが、予定していたレストランに行く時間はなくなってしまいました
結局、お昼もホテルのレストランで食べることになりました、これで3連続同じ場所……。
まぁ、海もプールも見えて気持ちのいいオープンエアのレストランなので、(値段は高いけど)問題はないのです。
でも、今回は4人ともフレンチはパスして、H夫妻はハンバーガー、わたしはサンドイッチ、ダンナも巨大バーガーを注文。
わたしのサンドイッチは、味も美味しかったし具もたくさん入っていて、量が多すぎる以外はナイスでした、付け合わせの大量のフライドポテトも美味しかったです
ダンナの巨大バーガーは~、いや~、いくらなんでもデカすぎでしょう
それに、中身はお刺身や鶏肉、たくさんの野菜など、栄養はバッチリだったのですが……これらに全然味がついていないというのです
想像してください、味のないお刺身や肉をやっぱり味のない野菜とともにバーガーで食べる苦行を……。
さすがのダンナもギブアップし、塩と胡椒を持ってきてもらうよう頼みました。
それらはすぐ来たのですが……もう少しして、さらにマヨネーズとケチャップのセットがさりげなくテーブルの端っこに置かれました。
なぬ~
つまり、なんですか、もともとこれらが料理と一緒に来るべきだったのに、忘れてたんだな
だから、素材に味がついていなかったのです。
マヨとケチャがあれば、中身は普通に美味しくいただけるでしょう。
何の説明もなく、まったく悪びれずに置いていったのはむしろアッパレですが~、しばらく悪戦苦闘していたダンナがかなり気の毒でした。
ランチのお供は「ナンバーワン」ビール、ニューカレドニアの人気銘柄です。
これは滞在中結構飲みました、辛口で美味しかったですし、ニューカレドニアのレストランは、どこでビールを頼んでもキンキンに冷えているのは嬉しかったですね
その後、飛行機でヌメアに戻り、前日のホテルに再びチェックインしました。
夕食の時間まで休憩し、この日も張り切って浴衣に着替えて出発です。
ホテルの日本人スタッフが、レストランの名前を聞いて、とても美味しい人気の店だと言っていました、ダンナ、ナイスセレクト
最近は、海外だろうとお店のHPから簡単に予約できるので、便利ですね
お店の席は外と中がありますが、外は喫煙席なので、わたしたちは中の席を選びました。
このお店はワインの品揃えが豊富ということで、壁に並んだたくさんのボトルを見ると、自然にワクワクしてきます
お料理は、前菜、メイン、デザートのプリフィックスコースです。
わたしは前菜にクリスピーエッグ、
さすが人気のレストランだけあって、とても美味しかったけれど、お昼に食べ過ぎてしまったせいで、すぐお腹いっぱいになったのは失敗でした……
ダンナのお料理は前菜がマングローブ蟹のフレーク
メインは鶏料理だったのですが、写真を失敗しました~
ワインは3本、まずシャンパーニュは『ティタンジュ』。
ニューカレドニアで唯一まともに飲んだシャンパーニュでしたが、とーっても美味しかったです。
白は『バロン・ド・エル2019』
わたしは特にこれが好きでした、プイィ・フィメのワインはそんなにたくさん飲んできたわけではないけれど、今回が一番美味しく感じたかも
おとなしめのイメージはあんまりなくて、どちらかというと華やかな感じでした。
写真がありませんが、赤は『モルゴン』でした。
以前ボジョレーを訪れたとき、ワイナリーで試飲したことがあり、なんとなく親近感を持っています。
関係ないけど、わたしのブログトップの写真は、ムーランナヴァンの丘からの風景です、とても良いお天気で、空ではひばりがさえずり、足元には可愛い小さな花が咲き乱れて、見渡す限りの視界が葡萄畑……生涯観た風景の中で間違いなくベスト3に入ります。
わたしにとっての『天国』って、こーいう場所かも知れません
そういえば、昔はニューカレドニアにはボルドーのワインしかなかったんですって。
輸送手段が充実していなかった時代には、輸送に弱いブルゴーニュのワインは運びづらかったのだと思います。
もちろん、今は普通にあります。
けど、近いのだから、ニュージーランドのワインなども飲んでみたかったな~。
もうちょっと日数があれば叶ったのですが、まぁ、それはいずれニュージーランドに行ってからにしましょう。
お隣のテーブルのご夫婦が、写真を撮りましょうかと言ってくださって、ありがたく撮影していただきました。
今回の旅行で、唯一4人で写っている写真です~、相変わらず人間を撮らないダンナでした
デザートはワンパターンですが「グルメコーヒー」を選びました。
このお店の日本語メニューには「カフェゴーモン」と書いてありました。
日本語メニューが普通にあるニューカレドニアですが、外国でよく見るキテレツ大爆笑の日本語と違って、ほとんどちゃんとした表記ばかりでした、日本人が監修しているのでしょうね。
その中で、この「カフェゴーモン」だけがちょっと変だったけど、どうしてそういう表記になったのかは何となくわかりますよね
ダンナはデザートはパスして、食後酒を飲んでました。
帰りのタクシーはお店で呼んでもらいましたが、なかなか来なくて最後の客になってしまいました~。
やっと来たと思ったら、前日の朝港まで行ったときのお兄ちゃんで、聞けば白タクでした……そりゃボられるよね……
ホテルに戻ってシャワーを浴びているうちにH夫妻が部屋に来て、初日に空港で買ったボルドーの赤を飲みながら、12時半くらいまで話しまして。
ベッド入ったら、ソッコー爆睡でした~。
続く。