お前ら「CD屋って必要あんの?ネットでいいじゃん。」俺「女と音楽は固定するな」 | VVアメリカ村のブログ

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書き綴っていきます。たまにはお得情報も・・・
あるかも?関西周辺にお住まいの方又は、
ヴィレッジヴァンガード好きの方お付き合いください。

よっ!CD担当の赤毛だよ!


仕事忙しいけど書きたいことあるから書くわっ★
どうせCDとかバンドの話になってアレなんですが。

そもそもね、このネット時代に、なんでもかんでもネットで完結なこの時代に、
なんで僕は足痛いよォォォォとか言いながら実店舗に立ってCD並べてるんだろうってお話。

ネットでいいじゃん?僕だって休日は自宅から出たくないし他人怖いし日光浴びたくないし。
みんなもそうだよね?そうですね。
でも僕は今自分がしてる内容が情弱だのステレオタイプだのは思ってないんです。

んまあひとつは、限定特典の存在 です。
タワーさんでもHMVさんでもヴィレッジヴァンガードでも、アーティストさん側の好意でそれぞれの特典が付いたりしますよね。
これはまあ、アマゾンさんでもありますが、お店という形態が有る充分な理由ですよね。
日本のCDショップを1ブランドに統一すると選ぶ楽しさがなくてちょっとつまらないですよね。


でも、ここまでならネットでもまだ大丈夫なんです。
それぞれの会社のHPから予約、配達まで行ってくれればOKですよね。








じゃあもう実店舗の存在意義ってなんだよ!!!!!







僕が出した答え、それは、「出会い」です。


僕がヴィレッジヴァンガードアメリカ村店という店舗において掲げているテーマ

「店舗型最大級の出会い系」いや~イカガワシイですネ!


説明しましょう。
CDを買うという動作であなたがする項目といえば、情報を知る(あ、あのバンド新譜出るんだ)、PCで調べる、ポチっと予約する。

こんだけです。
そこから先は、お使いの音楽再生機器で再生を繰り返す。もちろん自分がすでに出会った音楽だけがそこに詰まってる。




これじゃあ新しい音楽との出会いないじゃん!!!!!!!!!!
何年も同じ女だけ抱いてんじゃねーよ!!!




そこで出会い系店舗にあなたたちは足を運ぶわけです。


そこには名前も知らない、良さもわからない、今まで聞きもしなかったジャンル、

そんな音楽がいやでも耳に入ってきて、うるせーなと思いながら無駄にネツや愛着がこもったPOPをしぶしぶ読んでみるわけです。
あわよくばそこから、新しい恋が生まれるわけです。

これだけは、やっぱりまだネットでは満足にできない部分ですよね。
ここ攻略されたら、もう店舗でCD売るのやめるわ。



みなさんに、僕の自慢のかわい娘ちゃんに良い形で出会ってもらう上で、店舗として心がけている、僕のポリシーといいますか、プライド?がいくつかありまして。

ひとつは、
ウチは店舗の業態(実は本屋)や、CDの売り場面積(肩身の狭い思いをする感じ)から、どうしても全部のアーティストをたくさん仕入れてとかはできないんです。
だったら逆に、究極のセレクトショップにしちゃおう。
ってわけで、毎日たくさん来るアーティストさんの新紹介から、ひとつひとつ聞いて、いいね!って思ったものだけを仕入よう。と思ったので、そのセレクトに命をかけよう!というポリシー。
ヴィレッジ限定の特典がある場合は、結構無条件に仕入れちゃいますが(だってウチで無かったらファンの人かわいそうじゃん)
基本的には、僕の渾身のセレクトから成り立ってるラインナップでございます。


ふたつめは、
まだ見ぬアーティストに出会ってほしい。ということ。
すっごく有名なアーティストさんあたりは、タワーさんやHMVさんに任せちゃうことが多いです。
でも後悔してません。僕は、みなさんが知らなさそうな、でもめっちゃいいんだよ!なんで売れないんだよ!ってアーティストさんを推すのがすごく好きです。
全然有名じゃないバンドを、「いいバンドみつけた!」って顔してCD買っていってくれるお客さんを見たらすごい嬉しいんです、こちらも。
ゆえにちょっとマニアックだなって思われがちなんですが、ヴィレッジに行けばなんか面白い音楽流れてんぞいっつも。って思ってもらえるように毎日頑張ってます。


みっつめは
良いものは良い!でジャンルレスにしたい!ということ。
どんなジャンル、どんな世界でも音楽は音楽なんです。
その中でも、みなさんには今一番良いものを聞いてほしい。
今までジャズなんか聞かなかったのになんか欲しくなって買っちゃった。っていうところから、新たな何かが始まれば、こんなに素敵なことはないですよね。
例えば今、2013年の10月現在では、入口ではハイスタとたかじん(やっぱすっきゃね~ん)がひしめき合ってて、レジ前ではハロウィンコーナーでSlipknotが爆音で流れてる後ろではセーラームーンとおジャ魔女ドレミが流れてる。ホラーコーナーでは年中稲川淳二が不必要に力いっぱい展開されてて、その奥では渋すぎるジャズが推されてる。さらに奥では今が旬の若手バンドがこれでもかって音量で流れてる


いっぺんにこれだけの幅をこれだけの音量でやってるおバカな店舗はうちだけじゃないのかな。と思うわけです。
また、これが出来るのはウチだけなんじゃないかなって思ってまして。
自由度の高い店にしかできない事をやろう。

よっつめは
ポップは正直に書く。
業者からきた案内のプロフィールをそのまんま書いて販促物張り付けただけのクソみたいなバイヤーの展開は信用しちゃダメですよみなさん。
バンドのプロフィールはHPに載ってますから。そこに自分の見解や情熱や思い入れが見られるような展開だけを信じて下さい。
そうじゃないと、新たに出会った音楽は特にそうですが、後々後悔しちゃいますから。





僕が実店舗にこだわる理由、こんな感じです。
あとはみなさんが来店してくれるのを待つだけですね。


足痛いな~ あ~足痛いな~★






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