たまには私のこと。
先週末、超絶久しぶりにキャリア関係の勉強会に参加してきました。
2004年に「キャリア・コンサルタント(当時)」という資格を取っていましたワタクシ。当時働いていた企業で「マネージャークラスは全員キャリアコンサルタントを取得すること!」という号令がかかって取ったというのが本当のところ。
それが1年後に自分の転職活動に活かすことになるとは、当時の会社も思っていなかったに違いない笑(これはこの会社からいただいた大きなご恩)
そこから人材ビジネス企業で働いた11年ちょっと。
ここで色々な仕事を経験させてもらったのですが、中でも、人材を求める企業と仕事を求める求職者のマッチングを行う「コーディネート」業務に9年ほど携わりました。
今は全く違う業界で全く違う仕事をしてますが。
でも。
キャリアって何かといえば、一般的な定義は置いといて、私は「人の生きる道」のことだと思っています。
だからこそ、人材ビジネスという直接的な「仕事」を求める場を離れても私は私のキャリアを生きるし、そして誰かのキャリアに関わることもある。
人生100年時代と言われていますが、自分も含めて、誰もがいきいきとその人生を歩んでいけるといいなぁと思うときに、資格を腐らす手はないなと改めて思い立ち、だとしたらアップデートしないと!と勉強会への参加を決めたのでした。
講師はJUNO(ユーノー)代表の柴田朋子さん。
以前私のブログでも柴田さんの研修や柴田さんが活動するビジネスユニットの研修に参加したときのことを書いてます。
「勉強会」という場に参加すると、皆さん前向きで真面目だし、とても謙虚に学ばれてます。まずはこういう場で「自分もがんばらなくては!」という意欲を掻き立てられつつ最新の情報や知識の共有、自分に足らないことが分かることはとっても大事だしありがたい。
でも、その上で、必ず自分自身の課題が見えてくるわけです。
参加したからには、その課題に向き合う覚悟を持ちたい。「楽しかった!為になった!がんばります!!」という「良き意図の表明」(ドラッカー)で終わってしまうのは、一番残念なことだと思うから。
私の今の課題は「相手の腑に落ちる喩え話ができるようになる」こと。
これは別段、キャリアコンサルティングの場に限ったことではなく、人と対話するときや会議などのファシリテーションにもとっても有効なこと。
届けたいことがあるけど、受け取り手の状況は様々。
だからこそその人やその場に興味を持って、よく観察して、届く方法や言葉を変えてみるということ。そのときに、相手や場に合わせた喩え話があると、分かりやすく、届きやすくなる。
相手に届けたいものがあるときに、メール便でいいのか宅配便なのか、宅配便でも時間指定幅が大きいA社でいいのか細かい時間指定のできるB社なのか、営業所預かりにした方が確実なのか、そもそも持って行かないといけないのか…そういうのを選ぶのと同じ。
万人に共通の方法なんていうのは、ないのだ。
じゃあ、どうすればそれができるようになるか?私が決めたアクションプランは、『職場で収集したあれこれから喩え話にしてフィードバックすること』
そしてその第一の達成ポイントは、『上司に「それ分かります!」と言ってもらうこと』
早速月曜日に実践!
色々な事例を眺めて「これはこういうことに喩えたら分かってもらえるかも〜」と喩え話を入れたフィードバックをしたためて、火曜日に上司から「それ、メッチャ同感です!」とレスをもらってニンマリ。(上司には意図的に達成ポイントを伝えていなかったので、余計に嬉しかった!笑)
そして、一度だけで終わりにならないように、ボチボチやっています。
で、ここにそれを書くことも私の「実行計画表明」であり、「やらねばならぬ!」と追い込むことでもあり。
柴田さんからは「喩え話は映画やドラマや小説や落語なんかがいいネタになりますよ」とアドバイスをいただいたので、引き続き実践しつつ、AmazonPrimeで映画見たりWOWWOWで落語見たりしようかなと。
学びの秋の始まりはじまり〜!笑