いきなり大好きなそらくんへの愛を叫んでしまいました。
だってイスパニア以来なんですもの。
私は気が多いのでそらくん以外にも柚乃くん、あーさ、瀬央っち、だいもん、れーこちゃん、まこっちゃん(まあその他にもかのんくん、かれーくん、あみちゃん、あやなちゃん、と、観たい人いるわけですが)の舞台は外せません。
そらくん以外はこのコロナ禍会えてるのに、そらくんだけ会えなかったのです。
お茶会も商工会議所の時からずーーーーーっと行ってるくらい好きなそらくん。
声が好き歌が好きポーズした時のシュッと感が好き上に伸び上がって天まで届くようなフォームが好きスタイリッシュな踊りが好き上へと伸びるダンスも地面を意識したダンスも両極端使い分けられるダンスが出来るところが好き芝居に悩むところが好き優しい瞳が好き犬みたいにまこっちゃんやずんちゃんになついてるところも好き
久しぶりのそらくんすぎてもはや崩壊してます、ワタクシ。
そらくんが好きすぎるーーー。
(Lマガより)
止まらないのですが感想に戻ります。
開演前 、セットがオスマン調で「昔授業で習ったなぁ、オスマントルコとか懐かしすぎる」とか思い出させてくれます。
オープニングの剣のダンス、こういう群舞大好きです。
そしてやはり、そらくんのダンスは剣を持っててもキレがあってピタッと止まって一際カッコいい
です。
じゅっちゃん(そらくんはじゅりちゃんのことをそう呼んでるので)ハティージェ(じゅっちゃんは登場シーンがまるでシシィのようなハッとさせる華があって可愛いです)との出会いから大きくなってすれ違う時のはにかみや目配せや会話などが、2人のシーンは言うほど多くないのに淡い恋を育んで来たんだなってのがとてもキュンとなってわかるし、結婚してからも2人の結びつきの強さが、イブラヒムが処刑されてからのじっちゃんの嘆きと叫びに繋がってもうとにかく悲しいし、2人の恋愛模様は目が離せないです。
主役のずんちゃん。
今回なんと張り切っての観劇だったのにオペラを忘れてしまい細かい表情まで見で取れなかったのですが(そらくんだけは必死に心の眼も開きまくって見た!!)、ずんちゃんは頭と体の等身バランスが良くて(いつも大きな人だらけの宙組の中だからそんな感じないのだけど、実はずんちゃんも背が高い!!)本当にあの難しい皇帝のお衣装をカッコよく着こなしてました。お顔の小ささがまたしっくりハマっています。マント捌きもなかなかのもので素直にかっこよかったです。
そしてずんちゃん、ラブシーン上手い。
何度ドキっとさせられたでしょう。
寝床で半膝立て横たわりながら見ている姿、こちらへとららちゃんヒュッレムを呼び後ろから抱きしめるところ、キスシーンはデュエダン(ずんちゃん、リフトすごい10回は回してた)に至るまで、こんなに男気がある演技する人になってるとは…でした。
ずんちゃんとそらくんのラストの見せ場は息をするのも忘れてしまうほどのシーン。
和希そら、泣かせます。ずんちゃんの苦悩、胸が痛いです。ツライ、辛すぎる。
優しい人で、優しい故に、そらくんイブラヒムとららちゃんヒュッレムのそれぞれの思いの両極はスレイマンの人柄の中にある理想と現実そのもので両方を同時に成し遂げる事が出来ず、その度に大事な人を失っていく、幸せな“人”との関係をたくさん築きながら皇帝とはやはり孤独なのだとそれでも進んでいかなければならないと改めて思わせる演技でした。
大きな広い光の筋に沿って玉座に進んでいく歩み、表情、すべてを受け入れて凛とした姿はとても良かったです。
ちえちゃんのナポレオン思い出すーー。
静の主人公と動のサブメイン、動が上手ければ印象に残るのは当たり前で。それでも静の印象もしっかり残して、この2人ならではの舞台だったと思います。
ゆうまりんさんの存在感は流石でした。
派手な衣装でもないのに静かに語るだけなのに出て来た時から観客をそこに集中させる力はやはり間違いなく専科さんにしか出せないものですね。
ららちゃんは晩年の演技や声のトーンがすごく良かったです。
りんきらさんは皇太后としての立ち居振る舞い、ドンとした存在感などゾフィーを思い出させるけどそこまで強烈な皇太后ではなく皇太后ならではのあの帝国での悩みを一曲の歌で良く表現してました。
秋音光くんの女役、この人女性だったんだと魅入ってしまう美しさでした。
宙組さんはサパーの松風さん同様、上級生さんが女役する確率増えてますが皆さんなかなか素敵です。
花組、雪組と中止続きの中、まさにいま宙組だけが“希望”。
そこには計り知れない普段以上のプレッシャーがあるはずで。
でも地に足のついた舞台をしっかり魅せてくれた真風さん率いるサパ組合わせて宙組出演者さん、スタッフさんに改めてエールを贈りたいです。