今日は一番よく使われる「プロテーゼ」と「ゴアテックス」を使用した症例を通じてメリットとデメリットについてお伝えさせていただきます！！
念の為ですが、「プロテーゼ」と「ゴアテックス」は鼻筋の高さや形を変えるために使用する
人工保形物の種類でございます。
「プロテーゼ＋自家肋軟骨＋鼻柱矯正」DT2週目
保形物は眉間から鼻筋まで使用することになり、
眉間の高さは患者さんの状態や希望に合わせて適切に調整できます。
また、患者さんの鼻のラインや高さ、形に合わせて保形物をデザインすることもできます。
人工保形物は医療技術が発達され、
人体の使用に適するように作られたものです。
とはいえ人工物であることには変わりはないため、異物感や炎症が出る可能性もありますのでこの点を念頭においてください。
「鼻再手術＋無プロテーゼ＋自家肋軟骨」DT2週目
昔からよく使われたプロテーゼは、
柔らかい材質で患者さんの状態に応じて形を変えやすいというメリットがあります。
もし副作用が出た場合、除去もしやすいということもメリットの一つですが、
しっかりと固定させないと手術後にプロテーゼが移動し鼻の形を崩す可能性があるというデメリットもあります。
ゴアテックスは医療用プラスチックで、小さな穴が空いていることが特徴です。
手術部位が回復する際に、体の組織がゴアテックスの穴を通ることになるため
整形後形が自然になり、固定もされやすいという特徴があります。
ただし、プロテーゼより炎症が発生しやすく、副作用の発生時に除去が難しいというデメリットがあります。
「鼻再手術＋無プロテーゼ＋寄贈肋軟骨＋耳軟骨＋長鼻矯正」DT2週目
そのため、患者さんの希望により使われる保形物は変わってきますし、医療人も好みが分かれる部分です。
また患者さんの状態によってはそもそも保形物を使用できない場合もあります。
当クリニックは、自家軟骨を使用した無プロテーゼ整形が得意ですので、
プロテーゼやゴアテックスの使用を避けたい方や悩まれてる方はお気軽に相談ください！
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