一か月以上空いてしまいましたが、50代の大学生は粛々と『心理学』の学びをがんばっておりました。そのお陰で、来年2025年の春に無事卒業できる要件を満たすことができ、今年度最後のクールをゆったりと過ごすことができそうです。
決して成績は優秀ではありませんが『心理学』を基礎から学べたことで、切り抜きや我流でスペシャリストを名乗っている人とは、一味違う見立てとカウンセリングができているという自信がつきました。
『ポップ心理学』と『アカデミック心理学』には大きな差があるということです
又、50年以上の人生での経験・体験と、それによって構築された価値観が、深く『心理学』に通じていたということも分かり、心理学実験の結果や理論からだけではなく、事実、多くの人はこういう風に考え→こう行動し→結果こうなる…と予測することができます。これは自分の家族や身近な人、これまで出会った人から得た多くの事例のお陰です。その上で『プロコ★ナオコ カウンセリングルーム』では、様々な問題を分析・考察し、必要なアドバイスをさせていただいています。
思えば51歳にして四年制大学の通信教育課程で学ぶ決意をし、服飾専門学校(3年制)の単位を持って入学。たった1年間の学びではものにならないと、自身の心理学の師匠である古川としこ先生(公認心理師・笑顔になる子育て法伝道師)にアドバイスいただき、最低2年以上のつもりで学びを開始しましたが、その年に流行り病が世界中を駆けめぐり、秋には最愛の母が病気により急逝。
そこから、父と私の闘いが始まりました。
https://ameblo.jp/vic2naoton666/entry-12771910716.html
このブログにも過去20記事以上『毒親』シリーズとして、高い確率でアスペルガー症候群とともに生きていると思われる父のことを書いていますが、父を研究対象として見ることで自身の感情をコントロールし、少しずつ家族の状況を改善してきました。
母の逝去から丸4年が過ぎ、自分自身としてこうありたい、父との関係をこういうものにしたいと思い続けてきた理想の形が、随分実現できてきました。実は『毒親』は父ではなく母だったのでは?という疑問についても、ある程度いい落としどころを見つけ自分なりに納得できましたしね。
しかしせっかくここまで来たのに、私の長所でもあり才能でもある「記憶力の良さ」が、今、最後の壁を乗り越える邪魔をしています。何かのきっかけで、過去の父の言葉や行動がフラッシュバックとなって思い出され、凄まじい憎悪と嫌悪感が噴き出すのです。一般的に言うと軽いPTSDなのでしょう。
9月からの数か月は、何とも平和的に落ち着いて父とコミュニケーションが取れていたのですが、なぜか12月に入ってからは、目の前で腹が立つことばかりをする父...それによって嫌な過去を思い出してしまうんです。
はい、これは父の問題ではない、完全に私の問題です。分かっています、私の内面をどうにかしなければならない。『心理学』によってある程度のところまで改善された父との関係を、違う角度から掘り下げる必要がある。
課題は2025年に持ち越されました
もう少し私の修業は続くようです。