こんにちは。Hiverです。

今回は公式インターネット大会「イッシュファイナル」に2ROMで参加したので、それぞれの使用構築をメモしておきます。

 

(→使用構築②に続く)

 

 

イッシュファイナルのレギュレーションは https://3ds.pokemon-gl.com/competitions/4056/ を参照。

・5thまでのポケモンのみ参加可能

・メガシンカは不可能

・過去作産のポケモン使用可能

 

 

このルールを見たときにまず思い浮かんだのが、噴火ヒードラン、負けん気ボルトロスなど、過去作産の強力なポケモンの存在。(他にもこの指バリヤードや煉獄ムウマなんかも使えますね。)

 

そして、基本は5thの環境ということなので、当時から強力だった雨パ、叩き(エルテラ)、霰トリパなんかも当然多くなることが予想されました。

 

晴れ、砂の形や、普通の高種族値スタンもそこそこいそう。

なるべくそれらのパーティーへの抵抗を意識して構築を組みました。

 

 

というわけでまずは一つ目の構築。

 

 

構築の始点はスカーフコジョンド。

 

コジョンドはスカーフを持たせることで雨下控えめルンパッパをも抜く素早さになり、捨て身跳び膝蹴りで耐久にあまり振っていないルンパッパなら1発で倒すことができます。精神力がメジャーなおかげで猫騙しも飛んできません。

もちろん、スカーフドーブルやテラキオンも先制して倒せます。

 

超高速からの猫騙しもとても便利で、上記のルンパッパやスカーフドーブルよりも速く猫騙しが撃てる他、クロバットのファスガもすり抜けられます。超速ファスガのニャオニクスは今大会に参加できません。

 

こうした展開妨害の要素と、高速ポケモンを一撃で倒せる単純な攻撃力の高さを買ってスカーフコジョンドをまず採用。

 

 

次に高火力のアクアジェットが撃てるシザリガーを採用。

テラキオン、今大会で多いであろうランドロスを高乱数で倒せる点を買い持ち物は拘り鉢巻。

ヒードランの噴火の威力も大きく下げられます。

 

この2匹を採用することで、エルフーン+テラキオン(+ドーブル等)への対抗策をかなり意識しました。

 

 

この2匹だとランドロスの威嚇やモロバレルが辛いので、威嚇を手助けで補い、アクジェなどを確実に通すフェイントが使え、さらにバンドリ+モロバレルやマリルリ+モロバレルなどにも強いキノガッサを採用して、エルテラへの駄目押し+雨へのささやかな抵抗としました。

 

 

そしてS操作枠としていつものムウマちゃんと、さらにトゲキッスを採用。ムウマは猫騙し無効のコンボ妨害、トゲキッスは構築全体のパワーを補うための特殊アタッカーの役割も期待しました。

 

 

ここまで雨(ルンパッパはともかくキングドラ入り)に薄いこと、晴れに壊滅させられること、飛行が重いことなどを諸々考慮し、対水・飛行の打点確保と電磁波による高速エースのストップ、砂や晴れに先制雨(+アクジェ)で切り返せる化身ボルトロスを採用して6匹が決まりました。

 

 

 

■個別解説

 

 

 

コジョンド♀(エルミネット)

せいかく:ようき

努力値:52-252-4-0-4-252

実数値:147-177-81-x-81-165

とくせい:すてみ

わざ:とびひざげり/ストーンエッジ/はたきおとす/ねこだまし

もちもの:こだわりスカーフ

 

前述した通りの高速猫騙し+猫騙しを食らいにくい点を活かして高速アタッカーを狩る役。

 

誰よりも速く猫騙しが撃てるのは確かに魅力的だが、もちろん撃った後生き残っている場合は引く必要がある。(相手の攻撃で即座に瀕死になることも多かったが)

 

技は捨て身と合わせて等倍低耐久を持っていける跳び膝蹴り、上述の猫騙しに加えて、手助けや先制技と合わせてラティオスを縛れる叩き落す、使用者が多いであろう負けん気ボルトを落とすためにストーンエッジ。

他に候補があるとしたら挑発やファストガード辺りか。

 

努力値配分は

・A全振り

・準速すいすいルンパッパ抜き(追い風最速60族抜き)

・残り耐久(雀の涙程度)

 

 

想定通りルンパッパ、ボルトロスなどを何匹も撃墜できた。猫騙しもやや不自由ではあるが相手のコンボ妨害や自陣のS操作展開に役立った。

 

 

 

シザリガー♀(ウィルガ)

せいかく:いじっぱり

努力値:36-252-4-0-52-164

実数値:143-189-106-x-82-96

とくせい:てきおうりょく

わざ:クラブハンマー/アクアジェット/はたきおとす/いわなだれ

もちもの:こだわりハチマキ

 

適応力により驚異的な火力のアクアジェットが撃てる。

 

意識したのはテラキオン、ランドロス、ヒードラン、バンドリ、悪弱点のトリックルーマー等。後述のボルトロスの雨乞いと合わせれば威嚇分をチャラにできる他、キュウコン軸にも刺さる。

雨or手助け適応力鉢巻アクジェは驚異の威力180

 

技はアクアジェットに加え、自分より遅い相手に超火力を発揮する一致技2つ。最後は岩雪崩にしたけど全く使わなかった。タラプ発動後のミロカロスに負けたりしたので噛み砕くでよかった。

 

努力値配分は

・A全振り

・控えめキングドラの珠龍の波動高乱数耐え

・残りS

70族近辺を意識したS。ちなみにニョロトノは一撃、カポエラーも威嚇込で赤までもってきます。

流石に耐久無振りだと不安だったので少しばかり耐久を調整したが、思い切って全振りでもよかったかもしれない(特に対クレセリア)

 

 

動くことさえできればBを甘えたモロバレル、少し削れたナットレイを一撃、マリルリも半分以上減らせるのでPTの薄いところを無理矢理補ってくれていた。他、高火力アクジェで終盤の詰めにも使えるのでとても強かった。

 

 

 

キノガッサ♂(ロゼデプレ)

せいかく:いじっぱり

努力値:60-252-4-0-4-188

実数値:143-200-101-x-81-114

とくせい:テクニシャン

わざ:タネマシンガン/マッハパンチ/フェイント/てだすけ

もちもの:くろおび

 

シザリガーに続く高火力先制枠。怒りの粉を無視できるのが偉い。

 

マッハパンチはテラキオン、ドリュウズを筆頭に色々な高速アタッカーに刺さり、ヒードランの噴火の威力も大きく下げられる。

テクニシャン種ガンによって対水(水ロトムやマリルリなど)のカバーができる枠でもある。

 

こうした一致技がモロバレル、パラセクトを無視して撃てるのだから隠れた強豪だと思う。(自分以外に使ってる人を1人しか見なかった)

 

しかし素のマッハパンチではドリュウズが微妙に確定にはならず、射程を伸ばすために黒帯。

ただ種ガンの威力が欲しい時も多く、耐久を維持してもやられる時は一気にやられるので命の珠でよかった可能性が高い。

 

一致技2つは確定として、ファスガワイガ守るを確実に破れ、テクニシャンで威力も馬鹿にならないフェイント。最後に襷想定&放置のしづらさから猫騙しをされやすく、面白い動きができそうだと考え手助けを採用した。

キノコの胞子がないが、撃ちたい相手はラムが多そうだなと考え没に。

 

(実際胞子はあまり欲しくならなかったが、守るは欲しい時が多かった。手助けと選択か)

 

努力値配分は

・A全振り

・控えめキングドラの珠龍の波動高乱数耐え

・残りS

シザリガーと同じ理由で雨に少しでも出しやすいようほんのり耐久調整、Sは水ロトム近辺を意識。

 

 

一致技2つの性能と粉無視がとても偉く、フェイントや手助けも相手に中々想定されなかったようで概ね期待通りの活躍。

ただ上の通り守るがあってもよかったかも。

 

 

多分キノガッサがトリプルで使われづらいのは「格闘枠なのに猫騙しがない」(トリプルで欲しい要素がない)とかなんだろうけど、他の格闘ができるフェイントや手助けは問題なく使える上、一致技で殴る性能はとても高いので純粋なポテンシャルは中々だと思う。

 

自分はコジョンドキノガッサ両採用で猫騙しを補ったわけだが普段のレートなら格闘2枚などとりあえずファイアローやニンフィアに虐殺されてしまうのでそこが難しいのだろうなあ。

 

 

 

ムウマ♂(もえぎ)

せいかく:ひかえめ

努力値:252-0-108-116-0-32

※個体値31-x-31-31-31-30

実数値:167-x-94-132-105-109

とくせい:ふゆう

わざ:シャドーボール/こごえるかぜ/ちょうはつ/トリックルーム

もちもの:しんかのきせき

 

ムウマ枠。

 

高耐久かつ猫騙し無効でトリル軸などの妨害がしやすく、S操作も可能…とダブル・トリプルにおける大体いつもの仕事を期待。

 

今回は色違いの子を採用(6thで初めて使いました、3Dで改めて見る色違いは素敵)

 

技は一致技安定打点のシャドーボール、S操作ができランドロスへの打点にもなる凍える風、コンボ妨害の挑発と主にトリル返し用のトリックルーム。

どの技も万遍なく機能した。他に欲しいとしたら鬼火、マジックコート、横取りあたり。

 

努力値配分は

・A特化バンギの噛み砕く+砂ダメ耐え

・凍える風で大体のランドを2発

・残りS(クレセリアなど同速意識)

Cに結構割いたことでシャドボでブルンゲルも半分以上削れるなど安定した打点を確保できた。腐りにくいので正解だったと思う。

特殊耐久も、調整してはいないが特化ヒードランの晴れプレート噴火程度を低乱数1に抑える。

 

 

ランドロスもトリル軸も多かったし色々仕事してくれた。ありがとう。

 

 

 

トゲキッス♀(トリコロール)

せいかく:ひかえめ

努力値:244-0-0-84-0-180

実数値:191-x-115-166-125-123

とくせい:きょううん

わざ:マジカルシャイン/エアスラッシュ/おいかぜ/このゆびとまれ

もちもの:するどいツメ

 

高耐久を活かした追い風によるS操作からそのままアタッカーになれるポケモン。

 

怯みで動きを止めるのも確かに強いが、構築に範囲技が不足しているので、強運+鋭いツメにより1/2の確率で急所に当てるアタッカーになってもらった。3匹にマジカルシャインを当てれば7/8の確率でどれか1匹以上に急所となる。

 

モロバレルを筆頭とした草タイプへの打点を担ってもらうのも重要である。

 

基本は先発に出し、コジョンドが邪魔な相手を猫で止めるか蹴飛ばすかして追い風を展開していくのだが、耐久があるので後発でも割といつでも展開していける。

 

技は前述したマジカルシャインと追い風、対角からでも草タイプを攻撃するためにエアスラッシュ、最後は味方を守るこの指止まれとした。

…が、この指は正直言って大失敗。追い風や全体技を通すサポートをしたいのがこの指なのに、キッス自身が持っててもあまり意味がなく殆ど使わなかった。よく岩雪崩を撃たれてこの指を使っている場合じゃなかったというのもある。

 

守るとか、ドランに打点を持つ波動弾、、催眠対策のマジックコート辺りの方が絶対良かった。(素催眠キュウコンドレディアに負けそうになった)

 

努力値配分は

・H16n-1

・S追い風で準速すいすいルンパッパ抜き

・残りC

 

Cを削ってしまったせいであまり火力がなく、急所に当ててもマジカルシャインでラティオスが落ちない。1/2急所は確かに強かったが逆に言えば1/2に頼らなければならないことも多くあり、状況に関わらず1.2倍火力を出せるプレートとかでもよかったのかもしれない。

 

 

折角数値も高く、頼れる子なのにうまく使ってあげられなくて申し訳ない気分である。

 

 

 

ボルトロス♂(ルヴォルト)

せいかく:おくびょう

努力値:4-0-0-252-0-252

実数値:155-x-90-177-100-179

とくせい:いたずらごころ

わざ:10まんボルト/でんじは/あまごい/まもる

もちもの:じしゃく

 

電磁波によるねこだましS操作と対天候への切り返しができる特殊アタッカー。

 

実は5th6thの全ルールを通して悪戯ボルトを使うのは初めてだったりする。

 

すいすいキングドラに電磁波、他の天候には雨乞いを使うことで全天候に無理矢理対抗しようとした()

特にトリル+ノオードランの形に対抗するのがここまでで難しいと思ってせめてもの雨乞いをしたかったのだが、幸か不幸かそこまでいなかった。

もちろん、前述したシザリガーのアクジェとの相性も抜群である。

 

前述の理由から電磁波と雨乞い、一致技に10万ボルト、最後の技はここまで守れるポケモンがおらず不安だったこと、ボルトの守るはそこまで警戒されないことから守るにしたが正直挑発やめざ氷の方が欲しかった。

 

ワンウェポンになってしまったこともあり、主にマリルリへのダメージを見て磁石を持たせてみたが、この1.2倍に助けられたことが多くあり正解だったと思っている。

襷やゴーグルも考えたが、戦ってみてそれらが欲しくなったことは全くなかった。

 

努力値は何も考えずCSぶっぱ。CはともかくSはもう少し落として耐久振ってもよかった。

ラティには攻撃が通らず電磁波撃つしかないし…(外人のゲンガーが楽になった程度)

 

 

技・配分にあまり納得がいっていないがこんなのでも十分に活躍できたので、あらためて悪戯おっさんの脅威を実感した。

 

 

 

 

■選出・立ち回り

 

 

先発の多くは コジョンド(中央)+トゲキッスorボルトロスorムウマ

 

コジョンドで苦手な相手を猫騙ししたり、物理で殴って止めたりしながら追い風・こごかぜなどのS操作を展開して攻める。

 

追い風が切れるころには相手が疲弊しているので、そこを強力な先制技2種で詰めていって勝つのが理想展開。

 

・対叩き

多くはシザリガー+コジョンド+キノガッサorボルトロスでどうにか。

猫役に猫を被せてフェイント+アクジェでテラキオン処理可能ですがエルフーンの日本晴れケアでボルトもいいのかも、エルフーンに電磁波入れて叩かせない動きも可能。

 

 

・対雨

結構苦しいが、ボルトロス+コジョンド+キノガッサorトゲキッスorシザリガー

幸いにしてルンパを即落とせるので膝を当てられれば少しは楽になる。

 

・対トリル

ムウマ+コジョンド+シザリガーでトリルを阻止の構え。

しっかりしたトリパのトリル要員は多くがメンハ持ちなので、安易な挑発よりかは勇気のトリル読みトリルをした方がいい。

(コジョンドの叩き落す+ムウマの挑発を通せれば安定して止められます。)

 

 

 

■感想・反省点

 

 

先制技が強力なポケモンが2匹いたので、序盤の縛りから終盤の詰めまで機能しとても心強かった。

 

特に雨アクジェの火力が圧巻だった。シザリガーは勝ち試合では平均で2匹くらいの相手を倒していた。

 

 

ただ全体的に耐久が低いパーティーなので受けまわしが効かず、守る持ちも少ないので相手にトリル展開を許してしまった場合など凌ぎきるのが難しかった。(先制持ちで少しは対抗できるが)

 

それでも先制技に加えてS操作技が多くある(追い風、こご風、トリル、電磁波)のは心強かった。

 

 

総括するとメタから組み始めたのにそのメタが変な方向だったうえ、そのせいでパーティー全体の性能が落ちてしまった気がする。

 

 

 

■レート

 

 

最終1750台 33勝12敗

 

 

負け試合の多くはトリルを展開されてしまったパターンだったような気がする。

 

 

使用構築②に続く

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。