今日はミューザで、藤岡 シティのサマーミューザを聴きました。
前半はラフマ Pf協3(w/務川)、後半はホルスト《惑星》。
滅茶楽しかった!
オケは14型、コンマスは須山さん(大フィル コンマス)。
ラフマ Pf協3は割と聴く機会が多い。
第3楽章は気分が上がります。
務川さんはきりっと辛口端麗な味わい。
サントリーと違い、ミューザで聴くPfはクリア。
務川さんのピアニズムが一層引き立ちます。
ソリスト・アンコールはラフマ《楽興の時》3番。
後半はホルスト《惑星》。
ブリティッシュ・プライドを感じる曲で、英国音楽好きには堪らない。
7曲全て良い曲ですが、ミスティカルな第2曲「金星」、エルガーを彷彿させる第4曲「木星」、ロンドンの夕暮れを思い出す第5曲「土星」が特に好き。
第1曲「火星」をミューザの抜けの良い音響で聴くと、爽快そのもの。
そこから一転して、第2曲「金星」のミスティカルな音楽。
繊細な空気感も確り伝えるのが、ミューザの美質。
第3曲「水星」は流麗なスケルツォ。
第4曲「木星」の有名なメロでは、藤岡さんの持ち味なのか、英国音楽の気品を感じます。
永久不滅の音楽ですね。
第5曲「土星」は"the Bringer of Old Age"とある通り、2台HpとFlのリズム・モティーフが時を刻むよう。
2台Hpは奥田さんと見尾田さんで、安心して聴けます。
第6曲「天王星」では、英国民謡風のマーチが大音響で鳴り響くところが楽しい。
第7曲「海王星」は女声合唱付き(シティ・フィル・コーア)。
最近英国音楽を生で聴く機会が無かったので、今日の《惑星》で渇きが癒されました。
9/28の角田 CA響の英国プロも楽しみです。