今夜は鶴見サルビアで、パシフィカのショスタコ・プロジェクト第4夜を聴きました。

曲目は、弦四11番、13番、14番、15番。

ショスタコの弦四が好きな人でも、10番台が大好きという人は少ないのでは。

諧謔、ユーモア、疾走感といったショスタコっぽい要素は皆無で、音楽というより悲痛な叫びを延々聴く感じです。

パシフィカの演奏は、評判通り滅茶巧。

集中度と凝縮感が半端なく、聴き進むにつれて、異世界にトリップしたような感じになります。

同時に、非常に疲れます。

実際、今夜は途中休憩が2回(11番と13番の後と14番の後)ありました。

そして最後に到達するのは、15番の静謐な世界です。

それは達観した境地のようでもあり、悟りの境地のようでもあります。

ショスタコ版の涅槃の音楽に聴こえます。

最後が15番で本当に良かった。

今さら遅いですが、全夜聴かなかったことを後悔しています。