皆さま、こんにちは!

 

県産野菜のPR事業の一環として

2013年から継続的に開催されている

「ちば野菜の魅力発掘!産地交流会」に

今年も参加してまいりました。

 

2018年第一弾となる今回のテーマは

千葉県が産出額第1位を誇る落花生!

県職員の皆さんとともに富里市へ。

 

まずは、いつものように

ほ場見学からスタート。

富里市で

落花生やスイカなどを作られている

生産者さんのほ場へおじゃましました。

 

一面に広がる落花生畑。

栽培品種は、ナカテユタカ。

 

まあるい葉っぱと

小さいけれどパワーにあふれた黄色い花。

 

花が咲き終わると、

子房柄と呼ばれる一本のつるが

花の脇からスルスルと伸びて地面にもぐり、

先が膨らんで、殻付きの実を実らせます。

 

子房柄がのびて地面にもぐろうとしている所。

分かりますか?

 

成長途中の落花生を

抜き取って、見せてくれました。

 

まだまだ実が小さい赤ちゃん落花生がたくさん。

 

こうやってみると、

土の中でどのように成長しているのかが、

よく分かります。

 

ほ場見学のあとは、

JA富里市の生産者さんを交えての交流会。

 

 

まずは自己紹介や、

ほ場見学の感想などをお話しながら、

先日、「Qなっつ」と愛称が発表された

今年デビューする落花生の新品種

「千葉P114号」を試食!

 

 

かみしめていると

どんどん甘みが増してくるQなっつ。

従来のピー(P)ナッツを超える味というだけあります。

 

そして、JA富里市女性部の皆さんが作ってくださった

落花生料理もいただきました!

 

上から時計回りに

落花生豆腐、落花生味噌、

いんげんの落花生和え、落花生衣の唐揚げ

 

食事のあとは、

落花生の消費拡大や

効果的なPRなどについて、

皆さんで意見交換を。

 

収穫した落花生を

ゆっくりじっくり乾かす「ぼっち」が

落花生を甘くしてくれることや、

ほこりまみれになりながらの殻むきなど、

生産者さんの苦労なども伺いながら、

さまざまな角度から意見が飛び出し、

あっという間に時は過ぎ。

 

落花生のレシピ開発という宿題に

早速あれこれ頭をめぐらせながら、

解散となりました。

 

さて。

まだまだ暑さ本番ですが、

少しずつ、少しずつ

落花生が美味しくなる季節へと

移ろい始めています。

 

まずは、

郷(さと)の香やオオマサリなどのゆで莢品種が、

そして秋冬には、

煎り莢品種の千葉半立やナカテユタカが出回ります。

千葉県が誇る秋の味覚、ぜひご賞味くださいね。

 

今秋デビューとなる新品種「Qなっつ」は、

10月下旬ごろから県内各地で

デビューイベントが行われる予定。

こちらもどうぞお楽しみに♡

 

今回もお世話になりました

千葉県流通販売課、生産振興課の皆さま、

ちば農業支援ネットワークの皆さま、

JA富里市の皆様、

どうもありがとうございました。

 

事務局/安西理栄