2月20日(火)、「ちばの魅力発掘!産地交流会(パセリ)」に参加するため、旭市に行ってきました!

旭市はチーバくんの耳の内側の部分。

農業はもちろん、畜産や水産業なども盛んな町です。

そんな旭市はパセリの生産量全国第一位なんです✨

でも、パセリと聞いて思い浮かぶのは、お刺身や揚げ物の付け合わせで、いつもわき役のイメージ…

そんなパセリが今日の交流会で、一気にわき役から主役になりました!!

これから、その理由についてお話ししますので、少しだけお付き合いください💛

 

まず、訪れたのはハウスでパセリを栽培されている、JAちばみどりパセリ部会の﨑山さんの圃場です。

ハウスの中に入ると、ふわ~っとパセリの香りが…しないっ!(笑)

香りの強い野菜のイメージだったので、ビックリしました!

ハウスの中には、パセリが綺麗に並んで育っています。

その姿は、まるで小さな森のよう🌳

収穫をするときは、手作業で一番下の茎から採っていくそうです。収穫の目安は葉の色の濃さ。濃い緑色になった頃が収穫時期。

今の寒い時期の収穫のペースは15~20日に一度。

ちなみに、露地栽培だと、一か月くらいかかるそうです。

その間も、暑いときは換気をしたり、寒いときは暖房をまわしながら大事に大事に育てるそうなので、パセリはきっと我が子のようでしょうね💛

圃場見学の後は、JAちばみどりパセリ部会の平野さんの作業場へ。

収穫したパセリの茎の長さを揃え、重さを測り、袋詰めをし、箱詰めまでの梱包作業を行っています。

驚いたのは収穫したパセリの量!

おけに山盛りになったパセリをが5つもありました。

これでもまだ一日分の出荷量では足りないそうです。

1日の出荷量は1束50ℊが20束入りを50~70ケースだそうです。

一つ一つ丁寧に梱包されたパセリは、

やはり我が子のようでしょうね✨

 

最後に向かったのは、

意見交換会の会場「きみずか」です。

こちらでは、たくさんのパセリ料理をいただきました。

・パセリのおひたし

 

・パセリのおやき(手前)

・パセリのコロッケ(真ん中)

・パセリのふりかけのおにぎり(真ん中)

・パセリの天ぷら

どのお料理も工夫をされていて、とても美味しかったです。

ここでいただいたパセリは、

もうわき役ではなくメイン料理でした✨

 

美味しい食事の後は、意見交換会です。

テーマは「食べる食材としてのパセリの消費拡大」

パセリ部会の方々も口を揃えておっしゃっていたのが、『やっぱりパセリはツマはツマ』。でも、そんなわき役のパセリをメインの食材に変えていきたい!という熱い思いを私たち野菜伝道師協力隊はひしひしと感じました。

色々な意見が飛び交う中で、レシピの提案はもちろんなのですが、パセリが付け合わせにある意味や栄養価に注目してみては?ということに。

この意見交換会を基に、パセリの消費拡大のためのPR方法など、私たち野菜ソムリエができることを実行していきたいです。

 

JAちばみどりパセリ部会の皆様

JAちばみどりの職員の方々

海匝農業事務所の方々

兼流通販売課の方々

NPO法人ちば農業支援ネットワークの方々

今日は本当にありがとうございました。

 

野菜ソムリエ プロ

石毛麻里子