メスとたましいのブログ

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 獣医学と臨床心理学の両視点から、主に動物病院で働いておられる獣医師の先生、動物看護師さんに向け、日々の生活にお役立ていただけるような情報を発信しています。もちろん他分野の方も大歓迎。一種の“異文化交流”と思ってお読みいただけたら嬉しいです。

(約1,100字)

 みなさん、こんにちは。渡邊です。

 

 今後リリース予定のインタビュー企画の収録のため、先日とある獣医師の先生とお会いしてきました。とても充実した楽しい時間を過ごさせていただいたのですが、その中で最も印象深かったお話が「ビジョンを示す重要性について」でした。

 

 昨今、企業にとっては“ビジョン”が大切だ!とそこかしこで言われるようになりましたので馴染みのある表現ではないかと思いますが、今回その先生からうかがったお話によって、それまで私が持っていた“ビジョン”という言葉へのイメージ、捉え方が少し変わったかな、という気がしています。

 

 これまでマネジメントの勉強をするなどしていたこともあって【ビジョン≒目標】というふうになんとなく捉えていたと思います。専門家の方にも以前に質問したことがありまして、その捉え方自体は決して間違ってはいないようです。

 ただ【企業のビジョン】という話になると、その重要性は頭では理解してはいるものの、どこか遠い異国のお話のように聞こえていたことは否めません。なにせ自分が経営に直接携わっているわけではありませんので。

 

 そこで今回の先生のインタビューの話へと戻るのですが、その先生の持っておられるイメージはちょっと違っていまして、私が理解したところでは【ビジョン≒見通し】というものかな、と思っています。“見通し”となると急に身近なものとなると言いますか、使い勝手がよくなるような感触がするのは私だけではないような気がします。

 

 たとえば「全従業員に向けて!!」みたいな大仰なことではなく、隣の席に座っている同僚に、今日一日の仕事の見通しを伝えることもそうでしょう。

 新しく入学した学生のオリエンテーションで、次に向かう教室をできるだけ丁寧に説明することもそうでしょう。

 妻に「晩御飯はいるのか、いらないのか。」を伝えることだってそうです。

 

 日常の中で、「自分はわかってるからええわ。」と思っていても「これからどうなるのか、どこに向かったらええかわからん(汗)」と相手を不安にさせていることは、上記のような小さいものも含めると無数にあるのだと気付かされます。

 そういう小さなことこそおろそかにせず、自分本位で「こんな些細なこと」と考えるのではなく、「もしかしたら、こんなこと些細なことでも不安になるかもしれない」という視点を持つことが大事。インタビューさせていただいた先生のお話を伺いながらそんなことを感じました。

 

 そういうことがちょっとずつちょっとずつお互いでし合えるようになったら、、、「ぜんぜんわかってくれへん!!」ということを少なくすることができるのではないかと思います。

 

 今日はビジョンという言葉において私が新たに発見した“ビジョン”について書かせていただきました。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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