私たちの病院には、がんのもふもふちゃんが多くやってきます。
表在性の子を見るところに腫瘍があるので、わかりやすいです。一方、脳は、外からは見ることができません。MRIなどの画像診断が必要ですね。
●画像診断
・脳の様子がよくわかる。
・麻酔をかけないといけない。
・検査代が数万円かかる(施設によって違うので、事前の問い合わくださいね)。
●画像診断が受けられない。
・体の状態が悪い。
・近くの画像診断の施設がない。
・検査代が高すぎる。
などの理由から画像診断が受けない人は、以下の症状には気をつけてくださいね。
●脳疾患の症状
・ぐるぐる回る。
・痙攣する。
・視線が合わない。
・いつもと視線が違う。
・自分で立てない。
など。このような症状があれば、絶対に脳の疾患というわけでないので、かかりつけ医と相談してくださいね。
●早めの治療を。
・上記のような症状が出れば、早めに動物病院に行き、薬を処方してもらいましょうね。
・ほっておくと、脳の炎症がすすみます。
・一つの薬をたくさん飲みのではなく、多方面からアプローチしてもらいましょう。
シニアになると、脳の疾患も増えますが、飼い主さんが日ごろから、よく観察してあげてくさいね。