変貌する大阪梅田・JR大阪駅周辺 | 艦艇・船舶つれづれ

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旧帝国海軍および海上自衛隊の艦艇、海上保安庁の船艇、主に戦前の民間船舶を中心としたブログです。
「海軍艦艇つれづれ」からタイトルを変更しました。

今日は私用で大阪・梅田に行っていました。

 

ついでに、最近変貌しつつある大阪・梅田のJR大阪駅界隈を少し見回ってきました。

 

まずは、JR大阪駅北口からグランフロント大阪へ向かう場所から。

 

JR大阪駅北口から北側を見る

 

左端のビルはタワーマンション

その左が①「梅田スカイビル」(平成5年3月開業・地上40階・地下2階)

中央が②「グランフロント大阪南館」(平成25年4月開業・地上38階・地下3階)

右側・半分切れているのが③「ヨドバシ梅田タワー」

(令和元年11月開業・地上35階・地下4階)

 

続いて、JR大阪駅から阪急梅田駅へと続くペデストリアンデッキの上から。

 

JR大阪駅から阪急梅田駅に向かうペデストリアンデッキから

 

左端で少しだけ移っているのが、昔からある④「大阪新阪急ホテル」

(昭和39年8月開業・地上10階・地下2階)

その右側の観覧車が⑤「HEP FIVE」(平成10年11月開業・地上10階・地下3階)

中央の茶色い建物が⑥「阪急百貨店うめだ本店」(平成24年11月建替・地上13階・地下3階)

その上に見える左側の建物が⑦「阪急グランドビル」(32番街)

(昭和52年8月開業・地上32階・地下3階)

阪急グランドビルの右隣の建物が、⑧「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」

(旧梅田阪急ビル・平成24年11月開業・地上41階・地下3階)

⑥と⑧は一体物ですね。

右端の少し切れているのが、阪神梅田駅の上に立つ⑨「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」

(令和4年4月開業・地上38階・地下3階)

続いて、大阪駅北口に戻り②「グランフロント大阪南館」の前の庭に降ります。

 

②「グランフロント大阪南館」と

JR大阪駅北ビル⑬「ノースゲートビルディング」の間の庭から

 

左側が空中庭園のある①「梅田スカイビル」

中央がうめきた2期工事で建設中の⑩「北街区賃貸棟」

(オフィスビル・地上26階・地下3階)

その奥に隠れているのが⑪「北街区分譲棟」(タワーマンション・地上46階)

左端は②「グランフロント大阪南館」

手前の池に座っているのは「テッド・イベール」という名の熊のオブジェ

(平成30年4月設置)

 

北街区賃貸棟と⑫「グランフロント大阪北館」はデッキで繋がります。

 

続いて、前の写真と同じ庭からうめきた2期の南街区を見てみます。

 

うめきた2期工事・⑮「南街区賃貸棟」(右)と⑬「イノゲート大阪」(左)

 

左端に少し写っているのがJR大阪駅北ビルである⑬「ノースゲートビルディング」

(平成23年5月開業、地上29階・地下3階)

その左側に立つ四角いビルが、建設中の⑭「イノゲート大阪」

(令和6年秋開業予定・地上23階・地下1階)

ここにはJR大阪駅の西口も設置されるため、既に「大阪駅」の看板が掛かっています。

右側のビルはうめきた2期工事で建設中の⑮「南街区賃貸棟」

(西棟が地上39階・地下3階、東棟が地上28階・地下3階)

⑮「南街区賃貸棟」の奥には⑯「南街区分譲棟」(地上51階・地下2階)が建設中です。

 

手前に見える橋は、JR大阪駅の⑬「ノースゲートビルディング」から南街区と北街区の間に設置される都市公園へ渡る橋になります。

 

うめきた2期工事のエリアは「グラングリーン大阪」と名付けられ、今年の9月6日に先行街開きが行われます。

 

次に、JR大阪駅の南西側へ移動します。

 

JR大阪駅の南西側・大阪駅桜橋口を出て南西側を望む

 

左端のちょっと古いビルが⑰「ヒルトン大阪」(昭和61年開業・地上34階・地下4階)

ヒルトンの右隣は⑱「ヒルトンプラザウエスト」

(平成16年9月開業・地上20階・地下4階)

その右隣、屋上に丸いヘリポートが載っているのが阪神電鉄のビル⑲「ハービスENT」

(平成16年11月開業・地上28階・地下4階)

右端のひときわ高いビルが、令和6年3月に竣工し7月に商業施設「KITTE大阪」が開業予定の⑳「JPタワー大阪」(地上39階・地下3階)で、長らく空き地になっていた旧大阪中央郵便局の跡地に建設された高層ビルです。

 

手前に少し見えているデッキは、大阪駅の㉑「サウスゲートビルディング(大阪ターミナルビル)」と⑳「JPタワー大阪」を繋ぐものです。

 

ここから北側を見るとこんな感じです。

 

大阪駅桜橋口を出た付近から北側を望む

 

左端に少し見えているのが⑳「JPタワー大阪」、その右隣の四角いビルが⑭「イノゲート大阪」、右側のビルが⑬「ノースゲートビルディング」、その右側に曲線を描くのがJR大阪駅の大屋根、下に延びるのがJR大阪環状線のホームになります。

 

ここから東側を見ると、JR大阪駅の南側が望めます。

 

大阪駅桜橋口を出た付近から東側を望む

 

左端の屋根がJR大阪駅の大屋根の南端

その右隣の大きなビルが㉑「サウスゲートビルディング(大阪ターミナルビル)」

(昭和58年4月開業・地上27階・地下4階)

平成23年3月には、ビルの右側のガラス張りの部分が増設されています。

その右隣は⑨「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」

更にその右隣は㉒「大阪第一生命ビルディング」

(平成2年11月開業・地上19階・地下5階)

その右側に少し見えているのが㉓「梅田DTタワー」

(平成15年3月開業・地上27階・地下4階)

 

今回の写真で紹介した建物の位置図

 

こうやって見ると、平成になってから建設または建替された建物が多く、JR大阪駅・梅田界隈は、私が就職した平成5年以降でも大きく変貌しました。

 

 

⑥⑧の阪急大阪梅田駅を囲むビル、⑨の元大阪神ビル、⑬の大阪駅北口ビル、⑳大阪中央郵便局などのビルは建て替えられ、③のヨドバシ梅田は元国鉄大阪鉄道管理局ビルが建っていました。

 

②⑫のグランフロント大阪は、現在うめきた2期工事が行われている「梅田貨物駅」の東側に並んでいた国鉄の低層の古い建物でした。

そして、うめきた2期工事は、令和6年夏から令和9年にかけて順次開業します。

これにより、さらに大きな変貌を遂げると思います。

 

南大阪在住の私から見れば、梅田ばかり発展し、難波・天王寺界隈が取り残されているようで少し寂しいですが…。

 

平成6年5月の航空写真

(引用:「地図・航空写真検索サービス」国土地理院、整理番号:CKK941X)

 

平成29年4月の航空写真

(引用:「地図・航空写真検索サービス」国土地理院、整理番号:CKK20174)

 

平成6年5月の写真では、梅田貨物駅が健在で、大阪駅北口ビルは低層の建物、また大阪鉄道管理局跡地にはエアドームのゴルフ練習場が設置されています。

対して、平成29年4月の写真ではヨドバシ梅田やグランフロント大阪、大阪駅北口のノースゲートビルが建設され、梅田貨物駅の跡地は線路を撤去したうえで整備されつつあります。

今では、その西側に走っている梅田貨物線(はるかルート)は地下化され、空き地となっている大阪中央郵便局跡地はJPタワーが建っています。

 

私もいつまでできるかわかりませんが、今後も変貌する大阪・梅田を見続けたいと思います。

 

【参考文献】

 Wikipedia

 

【Web】

 HP「阪急うめだ本店」

 

 HP「グランフロント大阪」

 

 

 

 HP「グラングリーン大阪」

 

 HP「三菱地所/「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定」

https://www.mec.co.jp/news/detail/2023/02/07_mec230207_umkita2ki

 

 HP「イノゲート大阪」

 

 HP「KITTE大阪/JPタワー大阪」

 

 HP「吉豊産業株式会社」

 

 HP「第一ビルディング」