全国器巡り 熊本編

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全国陶磁器巡り 熊本編

 

 

 

今回は熊本の陶磁器を紹介します。

 

 

 

陶磁器を紹介する前に熊本県の天草地方は

 

日本を代表する焼物である

 

有田焼や清水焼などと深い関わりがあるのを知っているでしょうか。

 

 

 

天草の西海岸で採掘される天草陶石(陶磁器の原料)は

 

焼き上がりの白さに濁りがなく、

 

強度にも優れているのに、加工がしやすいのが特徴で

 

有田焼や清水焼の主原料として使用され、

 

海外にも輸出されています。

 

年間の出荷量は約3万トンで、全国の陶石生産量の8割を占めています。

 

 

 

 

天草は陶石の埋蔵量と品質で日本一を誇る場所ですが、

 

日本有数の焼物の産地でもあり

 

天草陶石を使った天草陶磁器は、

 

国指定の伝統工芸品にもなっています。

 

 

 


 

 

 

 

天草陶磁器

 

 

 

日本一といわれる良質な天草陶石を使って焼かれる磁器と、

 

地元の陶土を使って焼かれる陶器で

 

磁器は約340年前に、陶器は約250年前に焼き始められました。

 

 

 

江戸初期、中期に幕府直轄の領であった天草では、

 

産業目的や御用窯としてではなく

 

島内の村民が自活のために陶磁器を焼いていました。

 

 

 

有田焼、波佐見焼等に次いで磁器では

 

日本でも2番目に古い貴重な窯跡だといわれており

 

その作風は

 

純度の高い良質な天草陶石を使った透明感のある磁器や、

 

性質の異なる釉薬の二重掛けの技法を用いた

 

海鼠釉や黒釉の個性的な陶器が多く作られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、熊本の陶磁器紹介でした。