ベリー・ベリー・クランベリー

サブマスの二次創作やイラスト。


テーマ:
『ポケットモンスターBWおよびBW2』に登場するサブウェイマスターを元にした二次創作です。原作とは関係ありません。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

「そう言えば、アニクダさまはどのようにして就職なされたのです?」

「職安で探して、面接だよ。そう言うゲーノボさんは?」

「わたくしも同じです。職安は通さずに、直接ギアステに行きましたが」

「よく受かったね」

「雇ってもらえるまで帰りませんと、ごねたのですよ」

「キミがそんな子どもじみた事をするなんて、なんか意外だなあ」

「まあ、少し迷惑だったかも知れません」

 少しどころじゃない。下手したら営業妨害だよ。でも雇ってもらえたのだから、結果オーライなのかな。

 あれ? 元々の上司はどこに。

「わたくしが昇進したのと同時に辞めていきましたよ」

 おそらくクビにしたのだろう。その方が相手にとっても良いのかな。

「きっと、わたくしの顔なんて見たくも無いでしょうからね」

「まあ、部下が自分より上になったら、あんまり良い気分はしないよね……」

「ですから、追い出してあげたのです」

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 その後にゲークダくんが入社してきた。ギアステーションで仕事をしていることは家族にも打ち明けていない。それでも、ゲークダくんは探し回って見つけた。

 今では信じられないけれど、ゲーノボさんは逃げたかったそうだ。弟が居ない世界へ。だけど、逃げられなかった。

「雇わない選択もあったのですよ」

「そう言えば、そうだよね。どうしてゲークダくんを雇ったの?」

「大人げないではありませんか。兄弟喧嘩で雇わないだなんて」

「ゲーノボさんらしいね」

 公私混同はしない。

「あの子と再会した時、わたくしは背筋が凍りつきました。ですが嬉しかったのです」

「たしか、ゲークダくんに暴力を奮われていたんだよね?」

「元はと言えば、わたくしが彼を無視したのが始まりです」

 弟と比べられるのが嫌で、つい無視してしまった。辛くあたってしまった。そんな状態が何年も続いてしまう。

 やがて、ゲークダくんは限界を迎えた。彼がとった行動は兄への復讐。暴力で兄の身も心も支配してしまった。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

「気にしないでください。わたくしの自業自得なのですから」

「ふたりとも両想いなのに……」

「まったくですね。抱きしめる代わりに首を絞めるなんて、変ですよね」

 本当は止めたいんだ。だけど、あまりにもケンカが長引きすぎて、タイミングを失っている。仲直りするキッカケを。

 あんなに仲が良いのに。

「本当に不器用だよね……」



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