こんにちは

ベロニカです


スティーブンキングの

『アンダーザドーム』についての感想です

ネタバレもありますので、よろしくお願いします


なお、あらすじなどは

ググってくださると大変助かりますチュー


この物語

読み進めているうちに

コロナ禍の私たち世界と似ていると感じました

コロナ禍で
一番最初に規制されたのって
満員電車でもなく
会議でもなく

そう、飲み屋さんでしたよね

アンダーザドームでも
独裁者は真っ先にアルコールを売ることを禁止して、飲み屋さんを営業停止にしました

アンダーザドームの独裁者曰く
飲んだくれた民衆が騒いで暴動を起こすのを
防ぐため、と。

この場面を読みながら
もしかしたら
私たちの世界の権力者たちも
飲んだくれた民衆の暴動が怖かったのかもしれないなーと思いました

そもそも
民衆は非常事態に
飲んだくれの暴徒になる、と思われているんでしょうね

権力者と民衆の間に
信頼関係が成立していないことが垣間見える場面でした。

物語は作者の頭の中で進められているわけではないと思うのです

フィクションの中に潜む『リアル』

誰かが想像したことは
誰かも想像している。


コロナ禍、という『ドーム』に
私たちは閉じ込められています