レーバーカップ、チチパス快勝に心浮き立つ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様

おはようございます。


イタリアは今週から学校や、習い事などもスタートして、

ようやく日常にリズムが出て来る。


気候もいっきに秋に突入して、パキッとした青空の日ばかりではなく、どんより曇り空や雨模様の日もまじる。


せっかくスタートしたテニスレッスンも一日は雨で流れた。


週末テニスもここのところないので、ちょっと足りていない感があり、


テニスメンバーに


「誰かテニス1時間できる人〜」

と呼びかけると、


あっという間に5名集まる。


二人で打ち合いで良かったのだが、とりあえずこれでダブルスはできる。


週末希望の人は、そちらに動いてもらうとして、

とりあえず、

花金の朝一、8時半から4人でプレーする。


こうやって、イタリア人や韓国人のメンバーが、即座に集ってくれるのが嬉しい。


この中で、私が最年長であるのだが、まだまだ皆を引っ張っていけるかな?



さて、午後からは楽しみが待っていたので、それまでにどんどんと制作作業を進めて、楽しみに備える。






(側面の彫り終了〜裏表にほどこします)


それはテニスのレーバーカップ観戦。


ワールドチームとヨーロッパチームとに分かれての団体戦なのだが、御贔屓選手チチパスは、今年もこれに出ることになっていた。

ここのところ調子が悪いし、トーナメント初戦負けが続いているので、今年は選ばれないのかと思っていた。


世界一になったヤニック シナーや、去年まで毎年出ていたジョコビッチの名前もなかったが、その代わりアルカラスが初出場。


ワールドチームという名前がついているが、ようはヨーロッパ以外。

アメリカ選手が中心だが、オーストラリア、アルゼンチンやチリの選手も入っている。


チチパスはUSオープンで惜敗をきっした相手、コキナキスと対戦した。


弱点としていつもボールを集められる片手バックハンドが、今日は快調だった。

バックハンドのブロックリターンも悪くなかった。


となると、あとは得意なフォアやサービスがそこを牽引して、6-1、6-4のスコアで久しぶりに見る快勝となった。


なんだか、久しぶりに気持ち良く試合が見られた。


バックハンドを弱点と書いたが、

2年前、ローマ大会のキッズイベントに次女が参加した時、

チチパス本人は、

自分の得意なショットは、バックハンドだと言っていた。


それが皆からは弱点だと言われるのが興味深い。


現在のテニスでは片手バックハンドより両手打ちが主流になってきている。

片手打ちは見た目的にはかっこいいが、恐らく安定性に欠けるのだろう。


そういう意味ではフェデラーが最後かな?

ディミトロフのバックハンドも素晴らしいが、

それらに比べるとチチパスのそれは、素晴らしいショットよりもミスの方が目立つ。


自分が愛するバックハンドの欠点が中々改善されず、そこを弱点として狙われること自体がストレスフルなことだろうが、

もしかすると、変な固執があると改善のスピードも遅いのかもしれない。


長年コーチを務めた父親とも離れ、その上戦績も上がらず、

今彼はもやもやとした霧の中を迷走中ではあるが、

今年の残りの試合、一つ一つをしっかりとこなしていってほしい。


テニスはメンタルのスポーツなので、勝てなくなってきて、どうしてどうして?

という思いがそのままプレーに出ているような、


ここ数ヶ月だったが、今日の勝利で少しふっきってもらいたいものである。



今年はATPファイナルズのチケットを購入していない。


理由の一つにチチパスの不振が挙げられる。


現在12位。今から残りのトーナメントで好成績をおさめれば、まだまだ滑り込める位置ではあるが。


イタリア人のヤニック シナーが世界一になっているので、もちろん今年もトリノに行きたい気持ちはあったが、なんだか乗り気になれない。

ローマの時のように、次女と観戦に行こうとも思ったが、既に望む辺りの席が、二つ並んで取れないのである。


これが二番目の理由。


イタリア人初の世界一のプレーを見に行こうと思う人が、増えているのは必至。


そんなこんなで今年は二の足を踏んでいる。


しかし、来年でATPファイナルズはトリノから移動してしまうので、来年は早いうちからチケットを確保しようと心に決めている。

上位8人にチチパスとヤニックが、入っていることを期待しつつ。


今日はテニス一色のブログとなりましたが、


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました♪




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