【写真記'12】ジェフ千葉L戦(04-29@岩手県営陸上競技場)
きっかけは単純で、飛行機チケットが高くてアウェイ福岡戦も熊本戦も行けないんで「このままじゃ今年のGW、どこにも行けないぞ」と思ったこと。
「九州は無理でも、東北なら行けるんじゃね?」てなわけで、ベレーザ対ジェフ千葉レディースを観に盛岡まで行ってきました。
最新型新幹線E5系に乗って到着した盛岡はちょうど桜の季節。ということで、スタジアムに向かう前にちょこっとお花見。
有名な「石割桜」は満開にはちょっと早いくらいでした。本当に岩の隙間からはえてるんですねぇ。
市内を流れる北上川の向こうには、残雪の岩手山が。
これだけ見ると寒そうですが、ところがどっこいこの日の盛岡の気温は24度。日向にいると汗をかくくらい。
観光をすませて、スタジアムへ移動。
岩清水選手の凱旋試合ということもあって、メインスタンドはほぼ満席、バックスタンドもかなりの人が。
ジェフ千葉レディースのサポーターも、はるばる千葉から駆けつけてくれました。
この試合のスターティングメンバー。
阪口選手が今シーズン初出場。有吉選手もスタメン復帰です。
円陣を組む選手達。
試合は、序盤から動きます。
開始3分、ベレーザが獲得したCK。ファーにあわせたボールはいったん抜けますが、それを拾った小林選手が再びゴール前へクロス。
これは千葉GKがパンチングしますがクリアしきれなかったところへ、
詰めていたのは土光選手。
このシュートが決まって、いきなりベレーザが先制します。
ゴールを決めた土光選手は弱冠15才。
次代を担う選手が下部組織からどんどん出てくる、これがベレーザのベレーザたる所以ですね。
リーグ戦初ゴールをあげた土光選手に先輩達から手荒い祝福が(笑)
続く前半15分。
ボールを持った岩渕選手がドリブルで持ち上がると、バイタルエリアからミドルシュート。
このシュートはバーを叩きますが、跳ね返りを拾ったのは木龍選手。
強烈なシュートをゴール右サイドネットに突き刺して2点目をゲット。
その後反撃に出る千葉の攻撃を受け止めると、
前半終了間際の45分には、永里選手がゴールを決めて3-0。
前節浦和レッズレディースに引き分けた千葉からはやくも3点を奪うことに成功します。
後半もベレーザが主導権を握る展開は変わらず。
小林弥生選手のアクシデントで前半途中から出場した中里選手も積極的に仕掛けていきます。
ケガで出遅れていた阪口選手ですが、この試合がベレーザでの初出場となりました。
ロンドン五輪に向けてこれから調子を上げていってくれそうです。
連続してなでしこジャパンに招集されている有吉選手はこの試合が初スタメン。
豊富な運動量で右サイドを制圧していました。
テクニシャンの多いベレーザの選手の中でも、ことドリブルに関してはNo.1じゃないかと思う木龍選手。
狭いところをすり抜けていくドリブルはヨミウリの血を感じさせてくれます。
コーナーキックになるとゴール前に上がってくる岩清水選手。
当然お客さんは岩清水選手のゴールが見たいので、岩清水コール。
その期待に応えるべく、岩清水選手も両手をあげてキッカーにアピール。
後半はなかなか追加点が奪えないまま迎えた後半28分。
DFラインを突破した伊藤選手がゴールライン際まで切れ込むと、ふわりと浮かしたボールでGK頭上を抜くパス。
これを木龍選手がダイレクトで永里選手の前に落とすと、
永里選手は豪快に右足を振り抜いて、ネットを揺らし、得点ランキングトップとなる5ゴール目をあげます。
アシストの木龍選手とハイタッチする永里選手。
岩清水キャプテンも笑顔で祝福。
開幕から3試合連続ゴール達成の永里選手。
ペナルティエリア内でユニフォームを引っ張られても簡単には倒れずゴールを狙っていく姿勢は、より高いところに目標を置いているからこそなのでしょう。
その永里選手と交替したのは、前日に誕生日をむかえたばかりの田中選手。
惜しいシュートを放つなど、スタメン奪取を虎視眈々と狙っています。
この試合、ベレーザでの初出場を果たした選手がもう一人。
今シーズン、ジェフ千葉レディースから移籍してきた、山田頌子選手。
出場時間は短かったものの、まずはベレーザでの第一歩を踏み出しました。
試合はこのまま4-0でベレーザが勝利。
ゴールシーンも多かったですし、岩手の皆さんにはいいアピールが出来たのではないでしょうか。
バックスタンドのお客さんに手を振りながらゴール裏へ向かう選手達。
スタンドのお客んも快勝に笑顔です。
ゴール裏のサポーターに挨拶する岩清水選手も満面の笑顔。
選手達はスタンドに手を振りながら、
岩清水選手はお客さんとタッチしながら、メインスタンドへ。
メインスタンド前で野田監督以下選手スタッフ全員が整列して挨拶すると、スタンドからは大きな拍手が起きていました。
その後行われたインタビュー。
暖かい声援に感極まって声を詰まらせる岩清水選手。
すると後ろで聞いていた選手達が岩清水選手の前へ移動。岩清水選手は思わず笑い泣き。
あの震災以降いつも被災地のことを想い、ブログの最後に「東北魂」と記してきた岩清水選手。
サッカー選手としてサッカーで地元に恩返しすることが出来た喜び。その気持ちが流させた涙だったのでしょう。
インタビューを終えてクールダウンに戻ってきた岩清水選手を笑顔でねぎらう松林選手。
この絆の強さが、ベレーザが強くあり続けることが出来る理由の一つなのだと思います。
というところで、今回の写真記はこの辺にしたいと思います。
それでは、また。
「九州は無理でも、東北なら行けるんじゃね?」てなわけで、ベレーザ対ジェフ千葉レディースを観に盛岡まで行ってきました。
最新型新幹線E5系に乗って到着した盛岡はちょうど桜の季節。ということで、スタジアムに向かう前にちょこっとお花見。
有名な「石割桜」は満開にはちょっと早いくらいでした。本当に岩の隙間からはえてるんですねぇ。
市内を流れる北上川の向こうには、残雪の岩手山が。
これだけ見ると寒そうですが、ところがどっこいこの日の盛岡の気温は24度。日向にいると汗をかくくらい。
観光をすませて、スタジアムへ移動。
岩清水選手の凱旋試合ということもあって、メインスタンドはほぼ満席、バックスタンドもかなりの人が。
ジェフ千葉レディースのサポーターも、はるばる千葉から駆けつけてくれました。
この試合のスターティングメンバー。
阪口選手が今シーズン初出場。有吉選手もスタメン復帰です。
円陣を組む選手達。
試合は、序盤から動きます。
開始3分、ベレーザが獲得したCK。ファーにあわせたボールはいったん抜けますが、それを拾った小林選手が再びゴール前へクロス。
これは千葉GKがパンチングしますがクリアしきれなかったところへ、
詰めていたのは土光選手。
このシュートが決まって、いきなりベレーザが先制します。
ゴールを決めた土光選手は弱冠15才。
次代を担う選手が下部組織からどんどん出てくる、これがベレーザのベレーザたる所以ですね。
リーグ戦初ゴールをあげた土光選手に先輩達から手荒い祝福が(笑)
続く前半15分。
ボールを持った岩渕選手がドリブルで持ち上がると、バイタルエリアからミドルシュート。
このシュートはバーを叩きますが、跳ね返りを拾ったのは木龍選手。
強烈なシュートをゴール右サイドネットに突き刺して2点目をゲット。
その後反撃に出る千葉の攻撃を受け止めると、
前半終了間際の45分には、永里選手がゴールを決めて3-0。
前節浦和レッズレディースに引き分けた千葉からはやくも3点を奪うことに成功します。
後半もベレーザが主導権を握る展開は変わらず。
小林弥生選手のアクシデントで前半途中から出場した中里選手も積極的に仕掛けていきます。
ケガで出遅れていた阪口選手ですが、この試合がベレーザでの初出場となりました。
ロンドン五輪に向けてこれから調子を上げていってくれそうです。
連続してなでしこジャパンに招集されている有吉選手はこの試合が初スタメン。
豊富な運動量で右サイドを制圧していました。
テクニシャンの多いベレーザの選手の中でも、ことドリブルに関してはNo.1じゃないかと思う木龍選手。
狭いところをすり抜けていくドリブルはヨミウリの血を感じさせてくれます。
コーナーキックになるとゴール前に上がってくる岩清水選手。
当然お客さんは岩清水選手のゴールが見たいので、岩清水コール。
その期待に応えるべく、岩清水選手も両手をあげてキッカーにアピール。
後半はなかなか追加点が奪えないまま迎えた後半28分。
DFラインを突破した伊藤選手がゴールライン際まで切れ込むと、ふわりと浮かしたボールでGK頭上を抜くパス。
これを木龍選手がダイレクトで永里選手の前に落とすと、
永里選手は豪快に右足を振り抜いて、ネットを揺らし、得点ランキングトップとなる5ゴール目をあげます。
アシストの木龍選手とハイタッチする永里選手。
岩清水キャプテンも笑顔で祝福。
開幕から3試合連続ゴール達成の永里選手。
ペナルティエリア内でユニフォームを引っ張られても簡単には倒れずゴールを狙っていく姿勢は、より高いところに目標を置いているからこそなのでしょう。
その永里選手と交替したのは、前日に誕生日をむかえたばかりの田中選手。
惜しいシュートを放つなど、スタメン奪取を虎視眈々と狙っています。
この試合、ベレーザでの初出場を果たした選手がもう一人。
今シーズン、ジェフ千葉レディースから移籍してきた、山田頌子選手。
出場時間は短かったものの、まずはベレーザでの第一歩を踏み出しました。
試合はこのまま4-0でベレーザが勝利。
ゴールシーンも多かったですし、岩手の皆さんにはいいアピールが出来たのではないでしょうか。
バックスタンドのお客さんに手を振りながらゴール裏へ向かう選手達。
スタンドのお客んも快勝に笑顔です。
ゴール裏のサポーターに挨拶する岩清水選手も満面の笑顔。
選手達はスタンドに手を振りながら、
岩清水選手はお客さんとタッチしながら、メインスタンドへ。
メインスタンド前で野田監督以下選手スタッフ全員が整列して挨拶すると、スタンドからは大きな拍手が起きていました。
その後行われたインタビュー。
暖かい声援に感極まって声を詰まらせる岩清水選手。
すると後ろで聞いていた選手達が岩清水選手の前へ移動。岩清水選手は思わず笑い泣き。
あの震災以降いつも被災地のことを想い、ブログの最後に「東北魂」と記してきた岩清水選手。
サッカー選手としてサッカーで地元に恩返しすることが出来た喜び。その気持ちが流させた涙だったのでしょう。
インタビューを終えてクールダウンに戻ってきた岩清水選手を笑顔でねぎらう松林選手。
この絆の強さが、ベレーザが強くあり続けることが出来る理由の一つなのだと思います。
というところで、今回の写真記はこの辺にしたいと思います。
それでは、また。