喜びと、悲しみと。 | STRONG SOUL ~緑の光 踊りだす~

喜びと、悲しみと。

2007年12月1日、ヴェルディはJ1昇格(復帰)を果たした。


2年前の日立台での出来事。

去年、1年で復帰を果たせなかった10月の水戸戦。


あれからたくさん選手がいなくなり、たくさんの新しい選手が来た。


プロのクラブである以上、選手には結果が求められる。
形はどうであれ別れはいつか必ずやってくる。


齋藤将基。

自分は川口出身だったから、去年マーティンがヴェルディにやってきたときはとてつもなく喜んだ。

西が丘での札幌戦。
同じ埼玉出身の青葉とマーティンのゴールで勝った。
『マーティンゴール!』

西が丘は川口からすぐ近く。
何かの運命だったのかもしれない。

常に闘う姿勢を見せてくれた。



藤田泰成。

去年FC東京から期限付きで移籍してきた泰成。

サイドを駆け上がり、クロスを何本も入れ、時には切り込んでいいシュートを見せてくれた。
得意のロングスローで得点をアシストなんてのもあったね。


今年は完全移籍。
両アウトサイドをこなせる貴重な存在だと思っていた。
『泰成アレオー。青赤じゃなくて、緑の東京』
あの歌が好きだった。



室拓哉。
義成、吉原、そして柴崎の壁は厚かったかもしれないけど、第4のキーパーとして3人と1年間頑張ってくれた。



大橋正博。
去年の開幕戦で決めた素晴らしいフリーキック。
終盤はなかなか使ってもらえずに、川崎に期限付きで移籍したけどACL連続出場の経験を買われ川崎で活躍した。

大橋は居場所を見つけられたのかな。



そして、

ラモス瑠偉。
あの日立台の日。
非情にもカリオカ自身が愛するチームを降格決定させたと言ってもいい。
誰よりも熱いヴェルディへの愛。
シーズン後、カリオカは監督になってくれた。
1年で戻れなくて、カリオカの責任問題にもなったが続投。
今年、春の7連敗。
辞めるところまでいってた。
京都に勝ち、一転して辞意を撤回した。

それ以降は4敗しかしなかった。
そして今日、J1復帰が正式に決まった。
哲さんの力もあったかもしれないけど、カリオカを信じてよかったと思う。
来年からフロント入り。
ある部分では現場よりも大変かもしれないね。
でもこれからもよろしくです。



2006年の選手たち、本当にありがとう。


2007年の選手たちも。
そしておめでとう。




去り行く選手。
特にマーティンと泰成には心から感謝します。
2年間ありがとう!


新天地での活躍を願ってます。