彼氏に自分好みではないセンスのプレゼントを贈られそうになったとき | 東京・贈り物研究家☆原田康子のブログ

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「センスが無い。」

 

彼氏からもらったプレゼントに思わず口にしてしまって喧嘩になったり、

その後、ぎこちなくなった経験はありませんか?

 

私も過去にそんな失敗があります。

 

 

彼氏が地方に出張して帰ってくる時、彼氏から連絡が。

 

 

彼氏:「お土産、何がいい?」

 

私:「お酒のおつまみになるものが嬉しいな。」

 

 

そして出張から帰って来て私が目にしたものは、

有名なキャラクターのキーホルダー。

 

どうして?

聞かれたからちゃんと伝えたのになぜこのセンスなの?

と思わず私が言ってしまった言葉は、

 

「こんなのいらない。」

 

彼氏は相当ショックだったようで、その後口数も少なく不機嫌になり、

その後お土産などは聞かれる事もいただくこともありませんでした・・・。

 

今後も長い付き合いをしたいと思っている相手にも関わらす、

喜んでくれると思って選んでくれた気持ちに感謝が出来なかった自分のミスです。

 

目の前の物につい反応してしまって、

大事な相手に感謝の気持ちを伝える。

というコミュニケーションが大事だと痛感しました。

 

 

その後、別にお付き合いした男性からは、

私のお誕生日プレゼントで同じ様なことが起こりました。

 

その時は事前に何が欲しいか聞かれていたので、

お財布ということと、男性だから女性物のブランドは知らないだろうなと思い、

ブランドの希望を伝えました。

 

そして、相手からメールで送られてきた画像には・・・

 

「このお財布どう?」という文章とともに

ピンク地にハートの型押しのお財布が。

 

当時、私は30代前半。

 

ピンクにハートの型押しというデザインは10代〜20代前半向け。

 

どうしよう・・・と正直思いましたが、

昔の失敗が頭をよぎります。

 

 

しかも、彼氏は喜んでもらおうとして時間をかけて選んでくれているし、

お財布ということもブランドも間違っていないので、

彼氏のセンスに全く落ち度はありません。

 

まだ購入はしていなかったので、

そこで私が返したメール。

 

 

【すごい可愛いお財布だね。

時間をかけて、選んでくれてありがとう。

嬉しいです。

 

もしよければ、私がもう30代だからピンクやハートだと可愛すぎちゃうのと、

長く使いたいから、ホワイトとかベージュでシンプルなものがあれば助かります。

 

もしまだ大丈夫であればお願いしてもいいかな?

わがまま言ってごめんね。】

 

その後、喧嘩も何事もなくホワイトのお財布が私の手元に届きました。

 

まず、喜ばせてくれようと思った気持ちに感謝を伝える。

次に相手を否定せず、一歩下がりながら希望を伝える。

長く使いたいと大事にしたいという気持ちを伝える。

 

自分を否定されて、嬉しいと感じる人はいないはずです。

 

つい「でもね」「だって」「違う」など否定する言葉を口にしていまいそうにまりますが、

上手くフィローしながら気持ちを伝えるのが大事だと痛感しました。

 

否定語を使わないということは私が接客業をしている時に、

上司にも教えてもらったことです。

 

これは贈り物に限った話しではありません。

 

大事なのは相手を思う感謝の気持ちとコミュニケーションです。

 

 

これから関係性を築いていきたいのは物ではなく、

人ですよね?

 

贈り物だけではなく、デートをするときの食事のお店、ちょっとした言葉の選択、

逆に自分が彼氏にプレゼントを贈るとき。

 

長くお付き合いをしていくには、どんな出来事が起こるかわかりません。

 

思ったことをすぐ口にするのではなく、

一旦落ちついて、まずは相手の気持ちや行動に感謝するというのが改善策でしょう。

 

もうあんな気まずい二度としたくありませんから。