あすか「久しぶりだね、お祖母ちゃん。コロナが明けてからずっと世界中で展覧会?」
お祖母ちゃん「そうよ。刺激的な人達と知り合えて、とっても楽しかったわ~♪お正月はずっと絵を描いていたのよ」
了くん「……おばあちゃん?」
あすか「了くん、おばあちゃんだよ、画家なの。ご挨拶して」
了くん「いらっしゃい」
お祖母ちゃん「あら、噂の了くん?ハンサムねぇ。こういう孫が出来るとは想像していなかったわ。」
あすか「お祖母ちゃん、最近ではハンサムのこと、イケメンっていうんだよ」
了くん「……おばあちゃんはどんな絵を描くの?」
お祖母ちゃん「油彩よ。普通の風景画と、インスピレーションに従った抽象画と、両方描くわ。絵画教室では静物画や人物画、風景画を教えて、発表する絵が抽象画なの」
了くん「?」
あすか「了くん、ちょっとここに座ってお祖母ちゃんとお話ししてて。私、キッチンからつまむものを持ってくる」
了くん「……うん」
お祖母ちゃん「了くんを一度描いてみたいわねえ。モデルになってくれる?」
了くん「うん」
お祖母ちゃん「まあ、嬉しいわ。お祖母ちゃんの住所はここから2つ目の駅の……」
あすか「キャラメルアップルだよ~」
了くん「?」
お祖母ちゃん「あすかちゃんはこういうの得意よねー」
お祖母ちゃん「あすかちゃんは食べないの?」
あすか「融けたキャラメルが固まっちゃって落とせなくなるからね、容器洗ってから。あとでクッキーで作った即席チーズケーキも持ってくる」
お祖母ちゃん「まあ、了くんは猟もやるの。お祖母ちゃん、ウェールズに行った時、本物の猟を見たことがあるのよ。了くんも鹿狩り?」
了くん「……鹿とか熊を撃ちます」
お祖母ちゃん「まあ、熊も?かなり度胸あるのね、了くんのお話聞かせて」
あすか「(話が弾んでるみたい)」
お祖母ちゃんが帰ったあとで。
あすか「お祖母ちゃんとどんなお話ししたの?」
了くん「……人生について」
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これまで「お祖母ちゃん」とは何か知らなかった了くん。初対面で緊張していたのですが、お話し上手・聞き上手なお祖母ちゃんにノせられて人生をボソボソ語ったようです。











