原稿終わったらなにして遊ぶ? | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

SFホームドラマ。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と性と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。記事は予約投稿です。

あすか(右)「ナタリーさん、どうしてもヒーローとヒロイン恋人にしちゃだめ?」

編集部のナタリーさん「だめ!ヒロインに恋してる読者の男がヒーローにヤキモチ妬いて、次読んでくれなくなるでしょ」

 

了(右)「なるほど。それでリン・ミンメイと光は結ばれなかったのか」

久美子(左)「また昭和のアニメ観たのね。最近あすかっちに影響されてない?」

 

了「つまんねー」

久美子「しーっ」

 

あすか「ヤッター!終わったー!」

ナタリーさん「じゃ、持っていくわね、メモリースティックちょうだい」

 

ナタリーさん「次からはもっと早く書いて」

あすか「充分速いと思うけど」

 

了(左)「ツーリング行きたいな」

あすか(右)「それだと私と了くんしか行けないじゃん。百人一首か神経衰弱やろうよ」

久美子「それだと殆どの札があすかっち一人に行っちゃうのよ」

 

あすか「じゃ、裏の森散策しようよ」

久美子「裏の森ってことは、ファンタジーキャッスルってこと?」

あすか「うん」

了「じゃあ、そうしよう」

 

久美子(右)「アンタはお留守番よ。迷子になるから」

ツヨシ(左)「えーっ」

 

ツヨシ以外「行ってきま~す」

 

30分後。3人、帰ってくる

久美子(中)「誰よ、森を散策しようなんて言ったのは。ブユに刺されてかゆくてたまんないわ」

あすか(前)「私だな、すまん。こっちもあんなところに池があるとも気づかず、おかげでびしょ濡れだ。この後宿題が待ってるのに」

了(奥)「オレなんか倒れてきた木の下敷きになったぜ」

ツヨシ「ぼくだけ仲間はずれにしたからバチがあたったんだ」

了「お前が言うな」

 

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この4人、すっかりステイホームで仲良く(?)なりました。

しかしツヨシくんは立場弱くなりましたね。

でも、いつかは役に立つ存在になるかもしれません。

なにしろ、運動神経弱いソージツくんのクローンの了くんをアスリート並みに鍛え上げたあすかっちですから、ピアニストであるツヨシくんの手以外の、他のどこも強くしてくれるでしょう(ピアニストは元々手や腕の筋力が強いのです)。

<禁・無断複製転載>

 

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