あまあまでいこう

ゆるふわでいこう

そんな流れもいい





それでもこれは

嗜好なんだろうな





すっきりスパッとが好き

ストイックなのも好き





理想とするもののために脇目も振らず

真摯に凛と自己を貫いていく人の

その美しさが好きなんだ





されど

ふわふわと芯がなく

風に任せて飛んでいくのもアリ

それはその人の好みだから















最近よく聞く「風の時代」という言葉





これね

前もある人と話してたんだけど

風に乗る云々の前に

今背負ってるその重たい荷物を

まずは降ろさないとね





全身にあれこれ余分なものをくっ付けて

心に重たい鉛を沈ませたまま

風に乗れるわけがない





口で言う「軽やかに」は簡単だけど

それを成すためには

くっつけてる重たいものを見なくちゃね





あの人が軽やかに見えるのは

それをちゃんと見据えて

一つ一つ捨ててきたからこその話





軽さの表面にあるものじゃなく

ひっくり返してみることです