先日肘を脱臼した息子が今日
別の病院に入院となりました
前の病院から紹介状を貰い
日本でも屈指の名医と言われる
整形外科の先生に診てもらい
結果として手術が決まりました
そんなわけで今日は朝から
いそいそと入院の準備をして
息子を病院へと連れていったわけです
医師には手術で起こりうる
あらゆる可能性を説明する義務があるので
まあやむを得ないのですが
サインを求められた書類の文面だけでも
見方によってはスリルまみれ
今回の手術は全身麻酔なのですが
全身麻酔の致死率は0.03%という文言で
うちの息子はビビってました
それだけにとどまらず
術後こういう合併症もあり得ます
なんならこういう危険性もあります
手術中はこういう可能性もあります
そういった文言が
つらつらと並べられた書類が
何枚も手元にやってきて
わたしでさえ萎えかけた
普通のメンタルの人なら
多少なりともビビってしまうのは当然だろう
ましてやうちの子はまだ15で
全身麻酔の手術なんて初なのだ
しかし息子を送り出した今
少なくともわたしに心配はなく
(息子は勿論そうではないだろうけど)
これは彼にも言ったのだが
その致死率0.03%を
アリと見るのかナシと見るのか
どっちでも選べるのよということ
わたしにとってその確率は
まるで原子分子のごとく
存在していながら見えてないに等しい
これは今回の全身麻酔致死率に限らず
何にでも言えることだったりする
物事のどこを見るかで
世界はぐるんと変わる
不安や心配を作れるのは
唯一自分だけってことですね
とは言えこれでも親なので
子供の不憫な状況を慮ってはいるんだけど
そこに不安は抱いてないということかな
むしろ
何事も経験だと思ってる節もある
あとは医師の腕と息子の力を信じて
ただ待つのみ
わたしにできることは
必要以上に悲観したり
悲嘆しないことだな
子供がいるとまあ
いろんなことが起こるもんですね