ヒロ・ゴラッソ

サッカーの "観た"試合を再び"読んで観る"サッカーブログです!
また、少しでも女子サッカーのためになりたいと願っています!
(by副業サッカーライター=hirobrown)
【寄稿実績】 http://shooty.jp/author/ffzmcx64
『SOCCERLTURE』http://soccerlture.com/


テーマ:

 最近はサッカー関連の記事を"意図的"に更新しておりません。もうそろそろ更新しますが、しばしお待ちください。


 という事で、本日は先日も書いた、僕の大好きな日本人ロックバンド=GRAPEVINEについて。前回はニューアルバム 『Burnning tree』について書きましたが、今回はDVD/ブルーレイで発売された『IN A LIFETIME』(写真で言うと左下)についてです。


15年の時を越えた名盤『Lifetime』

 GRAPVINEが構築してきた歴史の証明



 この『IN A LIFETIME』とは、1999年発表のGRAPEVINE史上2枚目のアルバム『Lifetime』の再現ライヴを収録したモノです。もともとはCS放送テレビ局のM-on-TV(ミュージック・オン・TV)の名物番組である"再現ライブ"からの依頼があって実現したのがこのライヴ。GRAPEVINE史上最多セールスとなる50万枚以上の売り上げを記録した名盤『Lifetime』の再現とあって、久しぶりに彼らのライヴに現れた当時のファンの方々も多かった模様。GRAPEVINEが新旧のリスナーに向けて伝えるメッセージとは何か?その辺りがポイントになったと思われるライヴから、2014年5月19日に東京・渋谷AXで行われたライヴが収録されたのが今作です。


 現在のGRAPEVINEは田中和将(ヴォーカル&ギター)、西川弘剛(ギター)、亀井亨(ドラム)による3人編成のロックバンドですが、『Lifetime』発表時は"ダーリー"こと西原誠さんがベースを担当しており、4人編成でした。この再現ライヴ時にはその"元リーダー"も来場。ライヴ会場限定で発売されたパンフレットには、このGRPEVINEの発起人だった彼のインタビューが収録されており、お値打ちモノとなっています。


 そんな彼等の音楽と僕が出会ったのが、アルバム『Lifetime』収録で、シングルとして1998年に発表された『スロウ』。そして、同アルバム収録で、当時のFM802のヘビーローテーションに採用されたシングル『白日』でした。当時はiTuneやインターネットラジオなどなく、一般的なラジオ、とりわけFM802で1カ月に渡って集中して流れる通称"ヘビロテ"にタイアップされる事は誰もが憧れを抱くと共に、BUMP OF CHICKENの『天体観測』や、椎名林檎の『ここでキスして・・』などからも分かるように、FM802のヘビーローテーションからブレイクや成功を掴みとるミュージシャンがとにかく多かった時代です。


  しかし、当時の僕は高校のサッカー部に入っており、CDを購入する事はありませんでした。また、父親の職場の不況ぶりも深刻でしたので、中間・期末テストなどのテスト勉強をする際に聴いていたFM802の番組で流れた、『スロウ』や『光について』、『白日』という『Lifetime』収録のシングル曲をテープに録音して"マイ・ベヒーローテーション"として愛聴していました。テープというのも時代を感じさせますね。


 なので、僕がCDとして『Lifetime』を購入したのはリアルタイムではなく、サッカーを辞めてからアルバイト代も貯金が出来て来た頃に中古で購入しました。だからこそ下の写真のように、帯がないモノを買ってしまったのですが、逆にそれが今ではリアルに記憶されている事を思い出します。


 そんな15年前に発表された『Lifetime』の再現ライヴからはGRAPEVINEの歴史が滲み出ており、同時に新旧リスナー1人1人の15年の間に起きた出来事が走馬灯のように蘇って来るモノになりました。


 よく映画界の巨匠であるスティーヴン・スピルバーグ監督が、「映画とは最高の映像と最高の音楽が5対5の割合で混ぜ合わさっている」と仰られてますが、その言葉を思い出しました。音楽と映像とがリンクするのはよく理解できる例えですが、音楽で何かを思い出すキッカケとなるというのは映画の構造にも似ている部分があるのかもしれません。


収録曲順に再現された『Lifetime』

 "繊細なUK型"から"骨太なUS型"へ


 そんな再現ライヴは、アルバム『Lifetime』を収録曲の曲順もそのままに披露された第1部。そして、腱鞘炎ジストニアにより脱退した"ダーリー"西原誠さんへ捧げられる第2部。という2段構成で行われました。



 アルバムの冒頭曲である『いけすかない』から始まったライヴは、そのまま『Lifetime』を再現。しかし、現在のような程よく肩のチカラも抜けた楽曲群とは明らかに違う、当時の名曲たち。「一曲で全てを語ろうとし過ぎていた」とメンバー自らが語る通り、切迫感が漂うところに人気があったのも事実ですが、「重たくなりがちなので、所々にインスト(歌ナシの曲)を入れていた」のもまた事実。


 一曲で全てを語ろうとしていた当時のGRAPEVINEは、"日本版UKロック"と呼ばれていました。UKとはユナイテッド・キングダムを指し、イギリスのことなのですが、現在のGRAPEVINEはむしろアメリカン・ロックを鳴らすバンドです。大雑把に言うと、イギリスのロックバンドは精密・繊細、テクニカルでアート志向なイメージがあり、アメリカのそれはテクニカルというよりも、もっとダイナミックさを追求しているイメージです。よくイギリスのロックバンドが人気が出ると、アメリカ全土をワゴン車で回るライヴツアーが企画されます。そして、そんな過酷なツアーを経験する上で、イギリスのロックバンドが心身共に骨太になっていく過程が紹介されます。日本人サッカー選手が海外移籍を経て"個"を磨くような過程でイメージしてもらえれば想像しやすいか、と思います。


 GREPVINEもその例に漏れず、ベース担当のリーダーが脱退し、サポートメンバーだったベース担当の金戸覚さんと、キーボード担当の高野勲さんも固定(正式ではない)メンバーとなり、2009年にアメリカの"サウス・バイ・サウス・ウエスト"というイベントに参加。アメリカの各地でライヴをし、この経験を基に、以後のアメリカン・ロックへの傾倒も成されたと言えます。「こうじゃなきゃいけない」から、「もっと自由にやって良いんだよ」はGRPEVINE初期からのテーマだったんですが、それがよりクリアになったのがこの時期だと言えるのです。


 彼等はリーダーの脱退や解散騒動も休養期間すら置かずに乗り越え、今やデビューから18年目。その間にベスト盤は除く発表したオリジナルアルバムは13枚。これだけ安定して作品をリリースしてるロックバンドは他にはありません。


 そんなUKロックからUSロックへ傾倒していったGRAPEVINEが再びUKモノである『Lifetime』を鳴らす過程は淡々と進んで行きます。テンポが速いアッパーな曲がほとんどないため、自然と聴く体勢になるオーディエンスでしたが、15年前の感動の再現を微笑ましく観て、聴いているようでした。


リスナー個々の人生を肯定するライヴ

 辛い過去も「悪くはない」と現実を鳴らす

 

 そして、『Lifetime』収録の全13曲を曲順もそのまま再現した第1部を経て、第2部は田中さん曰く「西原誠トリビュート」となりました。バンドの発起人として活躍した"ダーリー"への感謝の気持ちも汲まれている事がヒシヒシと感じられる構成。西原さんの作曲である『JIVE』、『空の向こうから』をセットリストに組み込んだのも泣かせます。そして、ファンもそれを決して忘れていない。僕はリーダーのファンだったので凄く嬉しい選曲でした。


 この「再現ライヴをするから」を理由に来場し、1度はGRAPEVINEから離れたであろう旧リスナーにとって、現在のGRAPEVINEを見せる機会であるのが第2部であったはずなのに、リーダーに対する感謝と、新旧リスナーへの挨拶と敬意とでも言えるのでしょうか?新しいリスナーにはリーダーの存在を知らない人たちもいるわけで、輝かしい過去も、苦しかった過去も、厳しい現実も全てをありのままに見せておいて、現状も「悪くはないよ」と言ってるようなスタンスはまさにGRAPEVINEらしい。


 もともとGRAPEVINEのライヴは「みんなで一緒に盛り上がろうぜ」というような煽りもしない。逆に「聴いて下さい」と静かにさせたりもしない。何かをオーディエンスに強要する事はなく、その日、その時、その場所で、ファンやリスナーそれぞれがリアルに感じた想いを大事にしたい。あるいは大事にして欲しい。それこそが真実なんだ、と。その真実こそが何にも増して貴重な価値があるのだ、と。

 

 そこにはリスナーひとりひとりが15年前からの自分の人生を思い出したかもしれない。どんなに辛く苦しい過去も、楽しく喜んだ日々も、許し難い怒りや憤りも、全てを経験しながら現在を過ごし、この日、この時、この場所に集った"偶然を必然にする要素"が詰まっていました。


 僕が初めて彼等のライヴに行ったのは2000年。以来15年ほど全国ツアーには1度は脚を運んでいます。大阪公演が仕事の予定が合わずに行けないので、岡山や広島での公演に行った事もあります。下記写真のように、CDアルバム、シングル、DVDは全てもっており、ツアーのパンフレットなども集めている僕だけでなく、この日のオーディエンス、この映像作品を観ている人達は全員が上記したような感覚を味わったと思います。


 「GRAPEVINEを好きで居続けて良かった」、そして、「(自分達の)人生も思い返せば悪くはないし、(他の誰にも経験できない時間をそれぞれが過ごした事は)間違いではなかった」、と。



 そして、過去や現実だけでもなく、GRAPEVINEは未来も照らし、明日への活力を与えてくれました。


 「今宵、渋谷へ捧げる『This Town』」


という一言が力強く鳴り響く、この『In A LIFETIME』とは、

そんな1日のドキュメンタリー作品です。


と言う事で、今回も最後にピックアップしたGREPEVINEの商品を掲載して締めたいと思います。


IN A LIFETIME (Blu-ray盤)/GRAPEVINE

¥6,480

Amazon.co.jp


IN A LIFETIME (DVD盤)/GRAPEVINE
¥5,400
Amazon.co.jp

Lifetime/GRAPEVINE

¥3,146

Amazon.co.jp

Lifetime(期間限定特別価格盤)/GRAPEVINE
¥2,037
Amazon.co.jp
 実は、僕は音楽と同様にサッカーも趣味として楽しんでいるのですが、自分の思った事を書いた事で暴言・暴力に遭って苦しんでいます。
 次回は、GRAPEVINEの音楽を通して取り戻した自分の感覚を基に、"あの"アンケートの結果と共に僕の考えを述べたいと思います。ご閲覧有難うございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヒロゴラ的アンケート実施


「皆様の応援するJクラブはどこですか!?」

 いつも閲覧いただき有難うございます。当ブログはガンバ大阪中心ではなくなりますが、多くの読者の皆様からのお声からJリーグを中心に扱おうと思っております。そこで皆様の応援するクラブを集計いたしたく新アンケートを実地します。枠が足りなかったので全てのJクラブを選択肢に入れられず申し訳ありません。選択肢にない場合は【その他】を選んでいただき、【コメント欄】にJクラブでも海外クラブでも構いませんので、ご記入をお願い致します。


http://blog.with2.net/vote/v/?id=142731

 ご参加いただける方は当ブログ左上にあるバナーから直接投票していただくか、上記の各URLからのご参加をお願い致します。


読者登録してね

最後まで読んでいただいてありがとうございます。ランキングに参加しておりますので、興味深く読んでいただけた方は、↓をクリック下さい。今後ともよろしくお願い致します☆


にほんブログ村
↓のサイトにも登録しております。登録するだけでブログ内容からキーワードを読み取り、勝手にいろんなランキングに登録されるという興味深いポータルサイトですので皆様もお試しあれ!!
ブログランキングならblogram

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

hirobrownさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。