天国と地獄 | 青木隆夫の

天国と地獄

宇都宮にろまんちっく村という農業公園がある。

地ビール工場、大温室、温泉、クラインガルテンなど46ヘクタールの土地に約150億の事業費をかけて作った豪華デラックス施設だ。

その入り口に青空市がある。駐車場から施設へわたる陸橋の下にある、暗いプレハブ売場だ。


が、しかし、お客さんは開店と同時にこのみすぼらしい青空市にやってくるではないか。売場を見れば、花から野菜まで山のように積まれている。新鮮な追加野菜が次々にやってくる。レジは行列だ。こりゃすごい。


そして、買い物が終わったお客さんたちは豪華デラックス施設には立ち寄らず、大急ぎで家路につく。

朝のうちだからか広い敷地は閑散としている。

天国と地獄はどっちだろうか?


ろまんちっく1 ろまんちっく2 ろまんちっく3