贅沢に、「女」を楽しもう!
フランス発のニュースです。


(パリ 11月4日 時事)

フランスの高級ブランド

「ルイ・ヴィトン」を擁する

LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンによる

「エルメス」の株式取得に、

エルメス経営陣が

反発を強めている。


同社の経営を支配する

創業家代表らは3日付の仏紙で、

LVMHのアルノー最高経営責任者

(CEO)を名指しして


「友好的でありたいなら

撤退すべきだ」と主張。


世界的ブランド同士による

激しい争いに発展しそうな

雲行きだ。

エルメスは5月の株主総会時点で、

約40人の創業家一族と

現経営陣が株式の73%を保有。


LVMHは10月下旬、

デリバティブ(金融派生商品)を通じた

入手分も含め株式の17.1%を取得し、

突如として大株主に浮上した。

LVMHは株式取得を

「長期株主になるのが目的」とし、

買収の意図を否定するとともに

役員会に代表を送り込むつもりもないと説明。


一方で仏金融市場庁(AMF)に対し、

市場の状況が許せば

買い増しもあり得ると伝えており、

エルメスの経営支配が狙いだとの

観測も流れている。

エルメスのトマ最高経営責任者(CEO)と

創業家株主代表のビュエッシュ氏は

3日付フィガロ紙に

掲載されたインタビューで、


LVMHの株取得は

「友好的ではない」と批判。


デリバティブを利用した

取得方法についても

疑問視していることを

明らかにした。


ビュエッシュ氏は、

創業家一族からLVMHや

ルノー氏への直接の株売却を否定した上で、


創業家による経営支配は

「われわれの次の世代も、

その次の世代も続く」と言明。


トマ氏は「エルメスは単なる企業ではなく

文化の土壌だ」と述べるとともに、


買収攻勢があった場合も

「市場での戦いではなく

文化の戦いだ」として、

対抗していく考えを強調した。



 
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