ぜいたくな気分で美しい毎日を!・・・ヴェーネレ美容法
レッスン会のお知らせです。


【銀座】 会員交流レッスン会(FACE&BODY)


内容:

ジョワイユーズちずこの
ENJOY ボディ&フェイスレッスン。
イメージと呼吸法で毎日美人街道☆

はじめての方もお気軽にご参加下さい。


4/28(水)  
13:00-14:30    

場所: ヴェーネレ東京 銀座サロン902号室
講師: 池谷千寿子・金城良子
参加費: 会員:無料 一般:500円(初回の方のみ無料)
持ち物: 動きやすい服装、床に敷くタオルなど

※ 要予約 (前日17時まで受付)


ぜいたくな気分で美しい毎日を!・・・ヴェーネレ美容法
ディズニーアニメにもなった、

「美女と野獣」は、もともと

18世紀のフランス民話でした


現在広く知られているのは

1756年に出版された

ボーモン夫人が脚色したものです。


アニメも、映画も

これをベースにしていますが、

フランス詩人ジャン・コクトーが

監督した映画は、

その美学を余すところなく

再現したものとして

評価されます。


美しすぎる!!!



ぜいたくな気分で美しい毎日を!・・・ヴェーネレ美容法
主演(野獣)は、コクトーの愛人の

当代一の美男俳優ジャン・マレー。


ストーリーはと申しますと、 


昔、あるところに

3人の娘を持つ商人がいました。


一番末の娘ベルは

その名の示すとおり、

美しくそして心の優しい娘でした。


彼女はいつも意地の悪い二人の姉に

いじめられていました。


ベルはアヴナンから求婚されていますが、

父の世話を理由に

その申し出を拒んでいました。


ある日、商人のもとへ

事故で彼の持ち船が

沈んだという知らせ。


全てを失ったと

覚悟していた商人の所へ、

一隻だけが無事であったという

知らせが届きます。


喜んで港へ出かけようとする父に

欲深い二人の姉達は

服や宝石をおみやげにねだりますが、

末娘のベルは

ただバラの花が欲しいと言います。


ところが、商人が港に着いてみると

既に船と荷物は

債権者達によって

差し押さえられていました。


すっかり落胆して

仕方なく夜道を馬で戻る途中、

商人は森で道に迷い

見知らぬ古城に

迷い込んでしまいます。


その城の庭にバラの花が

咲いていました。


ベルの頼みを思い出した商人が

その花を一輪折ると、

一頭の野獣が現われ

大切なバラを盗んだ罰に

商人の命をもらうと言います。


ただし3人の娘のうち一人を

父親の身代りによこすならば

命を助けると言います。


父親の話を聞いたベルが

その城に行くことを受け入れます。


城に来てみると

野獣は見かけとは違って

優しい心の持ち主で、


ベルは大切にされ、

毎日一緒に食事をします。


ある日、野獣に貰った

魔法の鏡を見たベルは、

父親が病気になっているのを知ります。


野獣はベルに帰宅を許しますが、

1週間たって戻らなければ

自分は悲しみのために

死ぬと言います。


父は全快したが、

ベルを慕うアヴナンは

野獣を退治して

その宝を奪う計画を立て

森に向かいました。


ベルは魔法の鏡の中に、

彼女が戻らないので

苦悶している野獣の姿を見、

急いで森に戻りました。


城に侵入したアヴナンは

宮廷のダイアナの彫像に

背中を射抜かれて倒れます。


たちまち今度はアヴナンが

野獣の姿に変り、


ベルの介抱をうけていた野獣が

アヴナンそっくりの王子に変身。


魔法使いの手で

野獣の姿にされていた王子は

ベルの愛の力を受けて

もとの体に戻ったのでした。


2人は手をとり合い、

王子の城めがけて

雲の上を飛び去って行きました。


1946年制作ですから、

特撮技術も限られているし、

この物語の世界観を

実写で映画化しようというのは

結構な冒険でしたね。


詩人コクトーの、

自分の頭の中の”詩的”イメージを

なんとしてでも映像化したいという

芸術家としての

強いモチベーションがあって

実現したのだろうと思えます。

”野獣”のメイクアップこそ

念入りに造形されていますが、

城の中の蜀台や本当の心を映す鏡、

城とベルの家の間の瞬間移動などは

ごくごく簡単な仕掛けで

映像化されています。


それにもかかわらず

ちょっと不思議で実に美しい

独特の映像世界が

出来上がっているところが

この作品の魅力です。

現在の技術水準から見ると、

この作品の映像技術は

全く子供だまし同然のレベル。


しかし、その画面から漂ってくる

映画的雰囲気は

まさに詩の世界。


人間の想像力とセンスは

こんなにすばらしく、

偉大な表現者は

技術的なハンデなど

いくらでも克服することができるのだと

改めて感心してしまいます。

ジャン・マレーは

野獣とアヴナンの一人二役。


野獣の呪いが解ける場面では、

野獣とアヴナンが

絶妙に絡み合って

映像的に大変面白く仕上がっています。


ジャン・マレーとジョゼット・デイ(ベル役)が

王子の国に飛び去っていくラストと共に、

まさにファンタジーの名場面として

記憶に残ります。


ちなみに、ディズニーアニメ版の

悪役ガストンは

アヴナンをデフォルメしたキャラクター。


ガストンの生みの親は

コクトーだったとも言えます。



 
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