人間弱ってくると自己肯定感が著しく下がります。
たまに褒められても「こんな私は褒められるに値する人間ではございません」
と、真正面から受け取ることができなくなります。
他人の芝生は青く見えまくり、他人からの自分の評価が気になり、とっても苦しくなります。
そんな時に私が一気読みしたのがこの本
『くらべない幸せ(香山リカ)』
まあ、簡単にいうと
「ひととくらべてないで、客観的に自分を見つめてみる。今の自分で十分幸せだと思えるようになるためのあれこれ」が書かれた本です。
以前にくらべれば、情報量も格段に増え、女性の生き方について選択肢が増えた現代だからこそのスパイラル
誰にでもチャンスや可能性がある→選び取るときの迷いがある→だから他のこともあきらめきれない→つい他人と比べてしまう→生活環境をガシャンと変えたくなる
変えたくなるけど、変えられる人ばかりではありませんし、変えてばかりでも困りものです。
そこで・・
■あきらめることが出来ればいいが、できない人の気持ちの落ち着かせ方として
1)自分は比べない
2)周りに「マイナス要素をもつなにか」を見つけてそれによって納得する
とあります。
無理やり落ち着かせる感じがしなくもないですね。他人の芝生は青く見えるけど実は土が見えてたり、めくれてたり・・それを見つけて、心を落ち着かせる(アラ探しのような気もしますが)
「最後にくらべない幸せ3つのヒント」が書かれています。
それは読んでみてください。
他人の評価を気にせず、自分らしく生きたいと願いながら、自分らしさってなんだろう?と考えてみたり。
「くらべない幸せ」の本は、ついくらべちゃう私だからこそ惹きつけられたんでしょうね。